ケアマネの過去問
平成21年度(第12回)
福祉サービス分野 問53

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

ケアマネジャー試験 平成21年度(第12回) 福祉サービス分野 問53 (訂正依頼・報告はこちら)

短期入所生活介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
  • 同居家族の休養をサービスの目的としており、一人暮らしの高齢者は原則利用できない。
  • 利用申込者や家族に対し重要事項に関する文書を交付して説明を行い、サービス内容や利用期間等について同意を得なければならない。
  • 短期入所生活介護計画は、おおむね7日以上継続して利用が予定される利用者について作成しなければならない。
  • 短期入所生活介護計画は、事業所に配置された介護支援専門員が作成を担当しなければならない。
  • 短期入所生活介護計画は、居宅サービス計画が作成されている場合には、その内容に沿って作成しなければならない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.短期入所生活介護(ショートステイ)の目的は、住宅での生活・介護が困難な場合に、一時的・短期的に入所させて、要介護者本人の在宅での生活支援を行うものである。介護者家族への負担の軽減を図ることも目的の一つだが、要介護者の生活の安定と、自立を支援することでもあるので、一人暮らしの高齢者が利用できないという決まりはありません。

2.利用者本人と、その家族に対し重要事項に関する文書を交付して説明を行い、同意を得なければなりません。

3.短期入所生活介護計画は、概ね4日程度以上継続して利用する場合に作成しなければなりません。(なお、利用者は30日を超えての短期入所生活介護を利用することは出来ません。)

4.介護の提供に関する計画等の作成や介護の提供に関して経験・知識のある者がとりまとめを行うものとされています。

当該事業所に介護支援専門員の資格を持つ人がいる場合は、その人がとりまとめることが望ましいとされています。

5.短期入所生活介護計画は、居宅サービス計画に沿って作成しなければなりません。

参考になった数67

02

1 短期入所生活介護は同居家族の休養も目的としていますが、利用者本人の社会性の回復等も目的としているので、1人暮らしの高齢者も利用できます。

3 短期入所生活介護計画は、原則、おおむね4日以上継続して利用を予定している利用者について作成します。

4 ショートステイにおける個別援助計画は、事業所に介護支援専門員がいる場合にはそのとりまとめを行わせることが望ましいとされていますが、計画作成担当者の職種についての定めはありません。

参考になった数18

03

1.一人暮らしの人でも利用できます。短期入所生活介護の目的は家族の介護負担の軽減だけではありません。利用者本人の体調管理や栄養管理、リハビリテーションを目的に利用するケースも多いです。

2.設問の通りです。

3.7日ではなく4日以上継続して利用する場合に作成が必要になります。

4.介護書類の作成経験のある人や、サービスの提供について豊富な知識と経験がある人であれば作成を行なうことができます。

5.設問の通りです。

参考になった数16