ケアマネの過去問
平成21年度(第12回)
福祉サービス分野 問52

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問題

ケアマネジャー試験 平成21年度(第12回) 福祉サービス分野 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

訪問入浴介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 訪問入浴介護の提供には、看護職員1人と介護職員2人で行う場合のほか、介護職員3人で行う場合がある。
  • 危険性が高いため、終末期には訪問入浴介護は利用することができない。
  • 利用者が胃ろうによる経管栄養を受けている場合には、訪問入浴介護は利用することができない。
  • 訪問入浴介護の従業者は、利用者の病状が急変した場合には、速やかに主治医に連絡する等の措置を講じなければならない。
  • 利用者が小規模多機能型居宅介護を利用しているときは、訪問入浴介護は保険給付の対象とはならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.訪問入浴介護の提供は、看護職員1人と介護職員2人(介護予防訪問入浴は看護職員1人と介護職員1人)をもって行う。ただし、医師の意見を確認し、利用者の身体の状態が安定している等の理由で、看護職員に代えて介護職員に充てることが出来る。

2.訪問入浴介護の利用者は、介護度の重い人が多い。終末期でも、主治の医師の意見を確認した上で、提供できる。

3.胃ろうや中心静脈栄養法、人工肛門、人工膀胱等の医療処置を受けているのある人でも、訪問入浴介護を利用することが出来る。このような場合には、自前に主治の医師から入浴の際の注意を確認しておく必要がある。

4.訪問入浴介護のサービス提供時に、利用者に症状の急変が生じた場合等の緊急時には、速やかに主治の医師又は協力医療機関への連絡を行う等の必要な措置を講じなければならない。

5.訪問入浴介護は、短期入所生活介護、短期入所療養介護、特定施設入居者生活介護、小規模多機能型共同生活介護、認知症対応型共同生活介護、複合型サービス介護保険施設と同日に利用することは出来ない。

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02

2 訪問入浴介護は居宅や地域の入浴施設の利用が困難な人に対して入浴の機会を提供するサービスです。在宅で終末期を迎える利用者にとっては重要なサービスであり、終末期であってもサービスを利用することはできます。

3 訪問入浴介護は、胃ろう、腸ろう、経鼻などの経管栄養療法、中心静脈栄養療法等により水分・栄養補給を受けている場合も利用できます。
また医療処置を受けていてもほとんどの場合は入浴可能で、訪問入浴介護を利用できます。

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03

1.設問の通りです。

2.主治医の指示を受けることで利用することは可能です。終末期においては感染症などを予防する為にも体の衛生を保つことが重要になります。

3.胃ろうがある場合でも入浴は可能です。

4.設問の通りです。

5.設問の通りです。

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