ケアマネの過去問
平成25年度(第16回)
保健医療サービス分野 問27

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問題

ケアマネジャー試験 平成25年度(第16回) 保健医療サービス分野 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

高齢者に対する検査について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 体重増加は、心不全やネフローゼ症候群などによる浮腫の場合にもみられる。
  • 在宅療養者が転倒し、四肢の骨折が疑われる場合には、診断や治療方針の確定のためにレントゲン検査を行う。
  • 認知症は、知能評価スケールによって診断できるため、頭部のCTやMRIなどの画像検査は行わなくてよい。
  • 通院検査では、前日や当日の禁飲食の指示の有無及びその遵守状況を確認する。
  • 24時間心電図(ホルター心電図)検査は、医療者による継続的な観察が必要なため、入院して実施しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

3 認知症は、知能評価のなどのスケール結果のみで診断してはいけません。頭部のCTやMRIなどの画像検査も重要となります。

5 24時間心電図(ホルター心電図)検査は、入院する必要はなく、自宅で普通に生活しながら記録が録れるのが特徴です。
入院する必要はありません。

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02

正解は 1、2、4 です。

3 認知症の有無・程度を把握するため簡易知能評価スケールが活用されていますが、診断にはCTやMRIなどの画像検査と併せて判断する必要があります。

5 24時間心電図(ホルター心電図)検査は、装着したまま在宅で生活することが可能であり、入院する必要はない。

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03

正解は1,2,4です。

3⇒認知症の中には、頭部CTやMRIなどの画像検査で特異的な所見を持つものがあります。
例えばアルツハイマー型認知症の初期の場合、脳全体の萎縮はそれほどでもないのですが、記憶を司る海馬という部分が著明に萎縮します。

5⇒ホルター心電図は、外来での検査が可能です。逆に自宅で行うことで、日常生活における負荷と不整脈の関係が良くわかり、診断に有効です。

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