ケアマネの過去問
平成25年度(第16回)
保健医療サービス分野 問41

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問題

ケアマネジャー試験 平成25年度(第16回) 保健医療サービス分野 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

認知症について正しいものはどれか。2つ選べ。
  • BPSD(認知症の行動・心理症状)とは、認知症の中核症状のことで、認知症の高齢者に必ず見られる症状である。
  • BPSDの悪化要因として最も多いのは、家族の不適切な対応である。
  • BPSDの治療としては、非薬物療法が優先され、薬物療法は必要最小にとどめるべきである。
  • アルツハイマー病の治療薬は、組み合わせによっては2剤併用が可能である。
  • アルツハイマー病の治療薬の効果は、認知症初期の進行防止に限られる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3、4 です。

1 BPSDとは認知症の【周辺症状】のことで、認知症高齢者に必ずみられるわけではありません。

2 悪化の原因には身体的なもの、精神的なもの、社会的なもの、薬剤的なものなど様々に考えられ、一概に家族の問題だけが原因とはいえません。

5 現在は進行状況に応じた治療薬が用いられています。

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02

1 BPSDとは、認知症の周辺症状のことで、症状の現れ方は人それぞれで、認知症の高齢者に必ずしも症状が現れるというわけではありません。

2 BPSDの悪化原因として最も多いのは、薬剤です。

5 アルツハイマー病の治療薬の効果は、初期であるほど効果が出やすいですが、初期に限られるものではありません。

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03

正解は3,4です。

1⇒BPSDはBehavioral and Psychological Symptoms of Dementiaの略であり、認知症に伴う行動や心理面などの周辺症状のことです。必ずしも必発というわけではありません。

2⇒BPSDの原因は多岐に渡っており、疾患特異的な要因に加えて,睡眠障害や焦燥感などの精神的要因や家族との関係悪化などの社会的要因が絡み合って出現するといわれています。

5⇒現在では、重症度に応じて使用できるいくつかの薬剤が保険適応となっています。

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