ケアマネの過去問
平成25年度(第16回)
保健医療サービス分野 問40

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問題

ケアマネジャー試験 平成25年度(第16回) 保健医療サービス分野 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の高齢者の特徴として正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 栄養障害
  • ばね指
  • 口すぼめ呼吸
  • 上肢の浮腫
  • 喘鳴

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1,3,5です。

1⇒COPDの場合、呼吸効率の低下から呼吸を行う際に必要とされるカロリーが多くなり、結果的に栄養状態が低下しるい痩をきたします。

2⇒肺がんや間質性肺炎など、ある種の肺疾患でみられるのは「ばち指」です。これらもCOPDでは起こらないとされています。

4⇒上肢の浮腫をきたすのは、肺がんなどで上大静脈症候群をきたした場合です。

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02

1 COPDの患者さんは、食事摂取時の呼吸困難による食欲低下や呼吸筋仕事量増加によるエネルギー消費量の増加などによって体重が減少します。

2 「ばね指」は、手の指に起こる腱鞘炎です。
「ばち指」が発生すると考えられるのは肺癌、肺膿瘍、気管支拡張症などの一部の肺疾患です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)では発生しません。

4 COPDのみでは上肢の浮腫は起こりません。

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03

正解は 1、3、5 です。

慢性閉塞性肺疾患は、呼吸困難・咳・喀痰などの症状がみられることが多く、呼吸効率の低下によるエネルギー消費亢進などで栄養障害を起こすこともあります。

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