ケアマネの過去問
平成26年度(第17回)
保健医療サービス分野 問35

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問題

ケアマネジャー試験 平成26年度(第17回) 保健医療サービス分野 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 口から食べることは、必要なエネルギー補給だけでなく、口腔の自浄作用が期待できる。
  • 食事介助では、本人に後部後屈の姿勢をとらせることが望ましい。
  • 経管栄養を行っている場合には、食事後はすぐに水平に臥床させることが望ましい。
  • 嚥下機能が低下した人に一律にキザミ食を提供することは、誤嚥や窒息を引き起こすおそれがある。
  • 食後の口腔ケアを1日1回しか行えない場合には、肺炎予防のためにも夕食後に行うことが望ましい。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は 1、4、5 です。

2 食事介助では、頭部はわずかに前傾させるのが望ましいです。

3 胃食道逆流の恐れがあるため、食事後すぐに水平に臥床させることは望ましくないです。

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02

1:唾液が出ることによって口腔の自浄作用が期待できます。

2:後部後屈は気道が開くことになるため、誤嚥を起こします。食事の姿勢は頭部と体がやや前傾した状態で、飲み込むときには頚部を前屈させるようにします。

3:経管栄養の場合は食後しばらくはギャッジアップで体を起こした状態にします。水平臥床させると入れたものが逆流する恐れがあります。

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03

2 90度座位の頸部前屈の姿勢が誤嚥しにくい体位です。できる限り頸部前屈の姿勢に近い状態で食事することが望ましいです。

3  経管栄養後は、食べ物が胃から肺へと逆流しないように、30 分から1時間は介護ベッドの背上げ機能を利用するか、車いすなどでの過ごしてもらうことが望ましいです。

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04

2 できるだけ座り、頭部と体幹をわずかに前傾させることが望ましいです。
後部後屈の姿勢は飲み込みにくく、誤嚥につながりやすくなります。

3 経管栄養を行っている場合には、食事後はすぐに水平に臥床させないことがのぞましいです。

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