ケアマネの過去問
平成27年度(第18回)
介護支援分野 問4

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問題

ケアマネジャー試験 平成27年度(第18回) 介護支援分野 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

一般介護予防事業の種類として正しいものはどれか。3つ選べ。
  • 介護予防住宅環境整備事業
  • 介護予防普及啓発事業
  • 家族介護支援事業
  • 介護予防把握事業
  • 地域リハビリテーション活動支援事業

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この過去問の解説 (4件)

01

一般介護予防事業は
①介護予防把握事業 
②介護予防普及啓発事業 
③地域介護予防活動支援事業 
④一般介護予防事業評価事業 
⑤地域リハビリテーション活動支援事業 
の5つです。

よって正解は2,4,5となります。

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02

正解は 2、4、5 です。

1 介護予防住宅環境設備事業は、地域支援事業の中に含まれていません。

3 家族介護支援事業は、地域支援事業の中の任意事業の一つになります。

参考になった数42

03

正解は2・4・5です。

「一般介護予防事業」は次の5つです。

・介護予防把握事業→収集した情報等の活用により、閉じこもり等の何らかの支援を要する者を把握し、介護予防活動へつなげる。

・介護予防普及事業→介護予防活動の普及・啓発を行う。

・地域介護予防活動支援事業→住民主体の介護予防活動の育成・支援を行う。

・一般介護予防事業評価事業→介護保険事業計画に定める目標値の達成状況等を検証し、一般介護予防事業の評価を行う。

・地域リハビリテーション活動支援事業→介護予防の取組を機能強化するため、通所、訪問、地域ケア会議、住民主体の通いの場等へのリハビリ専門職等による助言等を実施。


1 不正解。→ 一般介護予防事業では行われていません。市町村が独自に住まい環境整備支援事業等で行っているところはあるようです。

3 不正解。→ 家族介護支援事業は地域支援事業の「任意事業」で行われています。


介護保険制度は要介護者を対象にした介護給付、要支援者を対象にした予防給付、第一号被保険者を対象にした地域支援事業の3つの柱で構成されています。

地域支援事業は「介護予防・日常生活支援事業」「包括的支援事業」「任意事業」で構成されています。
H27年4月から「介護予防・日常生活支援事業」の中に、「一般介護予防事業」が追加されました。

「介護予防・日常生活支援事業」は要支援認定を受けた者もしくは基本チェックリスト該当者(厚生労働省が作成したもの)が対象になる「介護予防・生活支援サービス事業」と第一号被保険者の全ての者及びその支援のための活動に関わる者が対象の「一般介護予防事業」に分かれます。


参考:

・社会保障審議会 介護保険部会 第51回参考資料1 予防給付の見直しと地域支援事業の充実について

・社会保障審議会 介護保険部会 第58回参考資料1 地域支援事業の推進(参考資料)P9・P12

ネットでも資料を確認することができます。地域支援事業についてより詳細を知ることができます。

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04

正解は、2・4・5です。

介護予防事業には、以下のものがあります。

1.介護予防把握事業
 何らかの問題を抱えた高齢者を早期に把握し、介護予防活動へつなげる事業。

2.介護予防普及啓発事業
 介護予防に関するパンフレットの作成や介護予防教室や専門職を講師とした運動教室などの開催を通じ、住民一人一人の主体的な介護予防活動を支援していく事業。

3.地域介護予防活動支援事業
 介護予防の知識を有した住民ボランティアの育成や活動支援する事業。

4.一般介護予防事業評価事業
 住民ボランティア活動への参加状況や認知度などが評価し、総合事業全体の改善を図る事業。

5.地域リハビリテーション活動支援事業
 住民、介護職員などを対象とした、リハビリ専門職等による介護予防に向けた具体的な助言を実施する事業。

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