ケアマネの過去問
令和元年度（第22回 再試験）
保健医療サービスの知識等 問34

1.○　体調不良時には、インスリン注射の効果が強く出ることがあります。だからといって、自己判断でインスリンを中断・減量することはせず、主治医への相談が必要です。

2.○　設問の通り、内服薬や座薬、注射、経皮吸収剤などがあります。患者の疼痛度合いにより、主治医と相談しながら投与量を決めていきます。

3.×　シャント側への圧迫を避けるため、反対の腕で血圧測定を行います。圧迫することにより、シャントが閉塞する恐れがあります。

4.×　侵襲的陽圧換気法(IPPV)とは、気管切開や気管挿管による人口呼吸療法です。マスクを装着して行う方法は、非侵襲的陽圧換気法(NPPV)です。

5.×　鼻カニューレの方が装着が手軽で、圧迫感や顔を覆われる面積も少ないため、食事、会話がしやすいです。

１：〇　正解です
２：〇　正解です。舌下錠、バッカル錠もあります
３：×　シャントの圧迫を避けるためシャント側では血圧を測らないため誤りです
４：×　マスクを装着する呼吸は非侵襲的陽圧換気法（NPPV)のため誤りです
５：×　鼻カニューレの方が食事や会話がしやすいため誤りです

正解は、1と2です。

3　シャント側ではない方で、血圧測定を行います。

4　侵襲的陽圧換気療法（IPPV）は、気管挿管や気管切開などの侵襲的な気道確保下に行う陽圧換気療法です。

5　鼻カニューレのほうがマスクに比べて、食事や会話がしやすいです。