ケアマネの過去問
令和4年度(第25回)
介護支援分野 問21
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問題
ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 介護支援分野 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
指定居宅介護支援に係るモニタリングについて正しいものはどれか。3つ選べ。
- 利用者についての継続的なアセスメントは、含まれる。
- 目標の達成度の把握は、含まれる。
- 指定居宅サービス事業者等との連絡を継続的に行う。
- 少なくとも1月に1回、主治の医師に意見を求めなければならない。
- 地域ケア会議に結果を提出しなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
利用者とインテーク面接をしてから実際のサービス利用、そして利用者がそのサービスに満足しているか適切な支援が受けられているかなどを評価するのがモニタリングです。インテークからのケアマネジメントのプロセスは必ず覚えておきましょう。
適切です。利用者のADLや環境は変化していくものです。その状態に応じた適切な支援を提供するためにも、継続的なアセスメントを行います。
適切です。支援計画を立てる際に、目標も利用者と決めます。それがどこまで達成されたか、新たな課題は何か把握します。
適切です。モニタリングの結果も含め、指定居宅サービス事業者等と利用者の状態や支援状況について継続的に連絡を取り、情報の共有や支援体制の検討を行います。
不適切です。利用者の状態によっては主治医に意見を求めることもありますが、「少なくとも1月に1回」という決まりはありません。
不適切です。住みやすい地域づくりために個別のケースを事例として提出する場合もありますが、「提出しなければならない」という決まりはありません。
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02
モニタリングとは、居宅サービス計画作成後に居宅サービス計画の実施状況を把握するために実施します。
モニタリングをおこなうことで、サービスの効果の評価や修正、リスク管理などを行います。
各選択肢については、以下のとおりです。
正しい。効果的なサービスが提供されているか、修正は必要でないかを確認するため、継続的なアセスメントは必要です。
正しい。モニタリングでは、計画策定時の長期目標や短期目標の達成度を確認するため含まれます。
正しい。モニタリングの実施にあたっては、利用者及びその家族、指定居宅サービス事業者等との連絡を継続的に行うことが定められています。
誤り。少なくとも月に1回、利用者の居宅を訪問し、利用者の面接を行うこと、モニタリング結果を記録することは定められているが、主治医に意見を求めることは定められていない。
誤り。モニタリング結果を記録することは定められているが、地域ケア会議への結果提出は定められていない。
居宅サービスの計画策定から評価・分析までの一連の流れを確認しておきましょう。
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03
この問題のポイントは、指定居宅介護支援におけるモニタリングについての理解度を確認することです。正しい選択肢を3つ選ぶように求められており、アセスメントや目標の達成度、サービス事業者等との連絡など、モニタリングに必要な要素が含まれています。
正しい。介護保険サービスにおいては、利用者の状態やニーズが変化した際に、継続的にアセスメントを行うことが求められます。継続的なアセスメントを行うことで、適切なサービスを提供することができます。
正しい。利用者が抱える問題やニーズに対して、目標を設定し、その達成度を定期的に評価することが必要です。このことにより、利用者の状態やニーズに合わせたサービスを提供することができます。
正しい。指定居宅サービス事業者等との連絡を継続的に行うことで、利用者の状態やニーズに合わせたサービスを提供することができます。また、連携により、利用者の状態の変化に対応することができます。
誤り。主治医の意見を求める必要はありません。ただし、利用者の健康状態や療養状況について把握するために、医療機関との連携が必要な場合があります。
誤り。地域ケア会議への提出は必要ありません。ただし、地域の連携や情報共有が重要であるため、地域ケア会議への参加が求められる場合があります。
本問題は指定居宅介護支援に係るモニタリングについての正しい情報を問う問題でした。指定居宅介護支援において、利用者の状態を継続的にアセスメントし、目標の達成度を把握し、指定居宅サービス事業者等と連絡を継続的に行うことが必要です。
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