ケアマネの過去問
令和4年度(第25回)
保健医療サービスの知識等 問14
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問題
ケアマネジャー試験 令和4年度(第25回) 保健医療サービスの知識等 問14 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
- 健康日本21(第二次)では、健康寿命を延ばすことを目指している。
- 就労、ボランティアなどの社会参加は、フレイル予防に役立たない。
- パーキンソン病の場合、転倒しやすいため、運動療法は禁忌である。
- 膝関節症による痛みや腫脹を抑えるには、定期的な運動が効果的である。
- 高齢者においては、無症状であっても骨粗鬆症の検査を受けることが推奨される。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、高齢者の健康維持についての知識を問うものであり、適切な回答を選択することで、保健医療サービスの知識等の基礎的な能力を問われています。
正しい。健康日本21(第二次)は、健康寿命の延伸を図るために、栄養改善、運動、ストレスのコントロール、禁煙等の健康増進施策を打ち出しています。
誤り。就労やボランティアなど、社会参加の促進は、高齢者のフレイル予防に役立つとされています。
誤り。パーキンソン病の患者さんは、運動療法が有効であるとされており、転倒予防にも役立ちます。
正しい。膝関節症の場合、定期的な運動が痛みや腫脹を抑えることにつながるとされています。
正しい。高齢者においても、無症状であっても骨粗鬆症の検査を受けることが推奨されています。
健康日本21では、健康寿命の延伸を図るために、健康増進施策が打ち出されています。また、高齢者においては、社会参加や定期的な運動がフレイル予防に役立ちます。膝関節症の場合には、定期的な運動が症状緩和につながるとされており、高齢者においては、骨粗鬆症の検査を受けることが推奨されます。
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02
この問題は、高齢者の健康の保持・増進等に関する問題です。
国の施策や高齢者の身体機能の変化の特徴等を確認しましょう。
正しい。健康日本21(第二次)では、糖尿病コントロール 不良者の減少、介護サービス利用者 の増加の抑制等の目標があります。
誤り。就労、ボランティアなどの社会参加により、筋力低下のスピードをなだらかにする効果が期待されます。
誤り。パーキンソン病の場合、転倒しやすいですが、身体機能の維持のためにも、運動療法は重要です。
正しい。膝関節症による痛みや腫脹を抑えるには、定期的な運動が効果的です。
正しい。加齢に伴い骨密度は低下していきます。無症状であっても骨粗鬆症の検査を受けることが推奨されます。
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03
介護支援専門員は、高齢者のADL・QOLの維持、向上について常に意識していなければいけません。医師やリハビリ専門職などと連携し、利用者の支援を考えていきます。
適切です。健康日本21(第二次)では、他にも、生活習慣病の発生予防や社会環境の整備などを目指しています。
不適切です。就労、ボランティアなどを行うことによって、身体機能の維持・向上が見込まれます。
不適切です。確かに転倒の危険性はありますが、運動をしないでいるとADL・QOLの低下につながります。そのため、運動療法は重要です。
適切です。どのような運動をするかも気をつけながら、定期的な運動をすることは効果的です。
適切です。骨粗鬆症は自分では気付きにくい病気です。そのため、定期的に検査を受けることが早期発見・早期予防につながります。
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