ケアマネの過去問
令和5年度(第26回)
保健医療サービスの知識等 問4
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問題
ケアマネジャー試験 令和5年度(第26回) 保健医療サービスの知識等 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
褥瘡について適切なものはどれか。3つ選べ。
- しびれや麻痺は、原因となる。
- 細菌感染の原因となる。
- 寝たきりになると腹部にできやすい。
- 予防方法の一つに、栄養管理がある。
- 寝返りができない人に、体位変換は不要である。
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この過去問の解説 (2件)
01
褥瘡は、体重などにより圧迫された部分の血流が滞ることで皮膚の一部に傷などが生じたものです。
しびれや麻痺があると、長時間皮膚が圧迫されて血流が滞った際に感じる違和感を察知しにくくなるため、褥瘡の原因となるといえますので、
これは適切であると考えられます。
表皮が剥がれた褥瘡は、細菌が感染しやすい状態といえますので、
これは適切であると考えられます。
寝たきりになると、仰臥位ですごすことが多く、
より体重がかかる背部に褥瘡ができやすくなります。
低栄養により皮膚が脆弱化し、褥瘡を生じやすくなることから、栄養管理は予防方法の一つといえますので、
これは適切であると考えられます。
寝返りができない場合には、同一部位に長時間圧がかかりやすく、褥瘡発生のリスクが高まりますので、
体位変換が必要であるといえます。
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02
利用者の褥瘡に対するケアについて問われています。褥瘡はできる前からの予防が重要です。
適切です。しびれや麻痺により、発赤等違和感の段階での発見が遅くなり、褥瘡となってしまうことがあります。
適切です。褥瘡部分から菌が入ることによって細菌感染となる可能性があります。
不適切です。腹部ではなく、背中や臀部にできやすいです。
適切です。また、栄養不足を改善することによって褥瘡の改善に効果があります。
不適切です。同じ体位でいることにより、身体の下になっている部分に褥瘡ができやすいため、こまめに体位交換を行う必要があります。
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