ケアマネジャー(介護支援専門員) 過去問
令和6年度(第27回)
問35 (保健医療サービスの知識等 問10)
問題文
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問題
ケアマネジャー(介護支援専門員)試験 令和6年度(第27回) 問35(保健医療サービスの知識等 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- パルスオキシメーターは、一般に手や足の指先に装着する。
- 自己導尿に用いるカテーテルの消毒は不要である。
- ネブライザーは、薬剤の投与や気道の加湿のために使われる。
- 在宅酸素療法では、携帯用酸素ボンベを使用して外出することができる。
- ストーマとは、気管切開口のことである。
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この過去問の解説 (2件)
01
医療機器・医療用具について正誤を問う問題です。問33と合わせて学習するとしっかり理解できるのではないでしょうか。医療従事者であれば常識問題ですが、介護や福祉分野の受験生にとっては「名前はわかるけど説明するとなると自信がない」ものも含まれているのではないでしょうか。ここでしっかり名称や用途を押さえておきましょう。
正しい
血中酸素飽和濃度を測定する器具の説明であり、記述の通りです。
誤り
使い捨て型カテーテルは使用のたびに破棄するが、再利用型カテーテルは使用後に水道水でカテーテルを洗浄し、消毒液に浸しておきます。
正しい
吸入器(ネブライザー)の説明であり、記述の通りです。
正しい
酸素ボンベが携帯できるようになり、ボンベ利用者の外出が容易になりました。そのことによって社会参加の可能性も広がりQOLの向上に寄与しています。事前に航空会社への連絡や相談をしておくことで航空機への持ち込み、機内での使用が可能です。
誤り
ストーマとは手術によってつくられた便や尿の排泄の出口のことです。人工肛門や人口膀胱があります。ストーマを造設している人のことをオストメイトと呼びます。外見では分かりにくいですが、ストーマ造設により排泄のケアや排せつ物をためておくパウチの管理が必要となります。自然に排泄できるようになれば造設したストーマを閉じることもできます。
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02
在宅療養にあたっては、病状に応じた、
医療器具を使用することがあります。
パルスオキシメーターは、
手や足の指先などに装着し、
動脈血中の酸素飽和度を
測定する医療機器ですので、
これは適切であると考えられます。
自己導尿とは、
カテーテルと呼ばれる細い管を
尿道に自分で挿入して、
膀胱に溜まった尿を排泄させることです。
使用するカテーテルには、
使い捨てのものもありますが、
繰り返し使用するものは、
洗浄したものを消毒して、
何度か繰り返し使用します。
自己導尿に用いるカテーテルの消毒は
不要であるとはいえません。
ネブライザー(吸入器)は、
液体の薬剤や水分を細かな霧状にして、
気管支や肺に送り込む医療機器です。
薬剤の投与や気道の加湿のために
使われるといえますので、
これは適切であると考えられます。
在宅酸素療法は、
体に必要な酸素が不足している場合に、
自宅で酸素吸入を行う治療法です。
自宅内では酸素濃縮器を使用しますが、
運ぶことが容易な携帯用酸素ボンベを
使用して外出することができますので、
これは適切であると考えられます。
ストーマは、手術により作成された、
腸管や尿管の開口部のことです。
気管切開口は、
気管を切開することにより
形成された開口部のことをいいます。
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