ケアマネジャー(介護支援専門員) 過去問
令和6年度(第27回)
問36 (保健医療サービスの知識等 問11)
問題文
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問題
ケアマネジャー(介護支援専門員)試験 令和6年度(第27回) 問36(保健医療サービスの知識等 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- 倒れている高齢者を発見したときは、意識の有無を確認する。
- 吐物を処理する場合は、使い捨て手袋を使用し塩素系の消毒剤を使用する。
- 止血した腕は、心臓より低い位置で保持する。
- 心肺蘇生時の胸骨圧迫は、うつ伏せにして行う。
- 高齢者が発熱したときは、全身状態の変化も併せて観察する。
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この過去問の解説 (2件)
01
体調不良時や急変時の対応について正誤を問う問題です。
正しい
高齢者だけではなく、倒れている人を発見したらまずはじめに意識と呼吸の確認をおこないます。
正しい
感染症の拡大防止や汚染の拡大防止のために使い捨て手袋、塩素系の消毒剤を使用します。
誤り
心臓よりも低い位置にすると止血しにくくなります。
止血した腕は更なる出血を予防するために心臓よりも高い位置で保持します。
誤り
心肺蘇生時の胸骨圧迫は、仰向けにして行います。
正しい
高齢者の場合、状態変化が急速に進む恐れがあるため全身状態の変化の観察は欠かせません。
選択肢4については人工呼吸法のテキストに記載されているイラストを想像すると分かりやすいです。また、救急法の講習を受けていればすぐに「うつ伏せ」が誤りであると判断できます。
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02
高齢者は症状が不安定で、
急に体調不良となり悪化することもあります。
一般に倒れている人を発見したときは、
意識の有無を確認します。
高齢者の場合も同様ですので、
これは適切であると考えられます。
嘔吐の原因としては、
食中毒などの消化器系疾患だけでなく、
脳神経系の疾患などが考えられます。
原因がはっきりしないことも多いため、
感染予防の観点から、
吐物を処理する場合は、
使い捨て手袋を使用し、
塩素系の消毒剤を使用することは
適切であると考えられます。
出血している場合は、
圧迫止血を行うほか、
心臓より高い位置で保持することにより
出血量を減少させることができると
いわれています。
胸骨は前胸部にありますので、
心肺蘇生時の胸骨圧迫は
仰向けにして実施します。
高齢者の症状は不安定であり、
全身状態の変化も併せて観察する必要が
ありますので、
これは適切であると考えらえます。
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