2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問28 (ユニットD 問28)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問28(ユニットD 問28) (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 鉄筋は、直接地面に接しないように角材等の上に置き、シートをかけて保管する。
  • 袋詰めセメントは、風通しのよい屋内の倉庫に保管する。
  • アルミニウム製建具は、平積みを避け、縦置きにして保管する。
  • ロール状に巻かれた壁紙は、変形が生じないよう立てて保管する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2

1.鉄筋は、砂や泥の付着を防ぐために直接地面に接しないようにし、雨を防ぐためにシートをかけて保管する事が望ましいです。

2.セメントは空気中の水蒸気や湿気と反応するので、空気を遮断し、地下からの湿気を防ぐように保管しなければなりません。

3.アルミニウム製建具は、平置きすると変形するので、立てて保管しなければなりません。

4.ロール状に巻かれた壁紙は、横置きで保管すると変形するので、立てて保管する事が望ましいです。

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02

正解は2です。

袋詰めセメントは空気や湿気が出来るだけ無い状態で保存します。

床を高くし、湿気を避け風が通らない貯蔵庫に保管するのが望ましいです。

1.設問の通りです。

  傷がつかないように、変形しないように、雨やホコリが付かないように

  保管します。

2.袋詰めセメントは、床が高く風通しのない屋内に保管します。 

 

3.設問の通りです。

  アルミニウムは柔らかく変形しやすい為、縦置きで保管します。

4.設問の通りです。

  紙は型が付きやすく変形しやすいので、立てて保管します。

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03

この問題では建設材料の特性を理解し、品質を保つための保管方法を知っているか問われています。

選択肢1. 鉄筋は、直接地面に接しないように角材等の上に置き、シートをかけて保管する。

角材の上に置いて地面からの湿気を防ぎ、シートで雨水から保護します。

 

よって正しい記述となります。

選択肢2. 袋詰めセメントは、風通しのよい屋内の倉庫に保管する。

セメントは「風通しの悪い」密閉された乾燥した倉庫に保管すべきです。

風通しが良いと空気中の湿気を吸収して固まってしまいます。

 

よって誤った記述となります。

選択肢3. アルミニウム製建具は、平積みを避け、縦置きにして保管する。

縦置きにすることで自重による変形を防ぎます。

平積みすると下の製品が変形する恐れがあります。

 

よって正しい記述となります。

選択肢4. ロール状に巻かれた壁紙は、変形が生じないよう立てて保管する。

ロール状の壁紙は立てて保管することで、自重による変形や巻き癖を防げます。

 

よって正しい記述となります。

まとめ

「セメント=湿気厳禁=密閉保管」という原則を確実に覚えましょう。

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