2級建築施工管理技士 過去問
平成29年(2017年)後期
問29 (ユニットD 問29)

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問題

2級建築施工管理技士試験 平成29年(2017年)後期 問29(ユニットD 問29) (訂正依頼・報告はこちら)

総合工程表の立案段階における考慮すべき事項として、最も必要性の少ないものはどれか。
  • 使用可能な前面道路の幅員及び交通規制の状況
  • 地域による労務、資材、機材等の調達状況
  • 各専門工事の検査項目と重点管理事項
  • 敷地周辺の電柱、架線、信号機、各種表示板等の公共設置物の状況

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3

1.道路幅員や交通規制の状況は車両の種類、出入り時間に影響します。

2.労務や資材の調達状況は、工事の日数や進捗に影響を及ぼします。

3.専門工事の検査項目と管理事項は、総合工程表との関係性は薄いです。

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02

正解は3です。

各専門工事の検査項目と重点管理事項は総合工程表の立案段階においては

この選択肢の中で一番関係性が低いです。

1.設問の通りです。

  幅員と交通規制により、資材の搬入等に影響があります。

2.設問の通りです。

  調達状況が悪いと、工程に影響があります。

  

3.計画段階、積算で検査項目と、重点管理事項はほとんど決まっています。

4.設問の通りです。

  電柱架線等に影響がないように、また影響がある場合の対処を考えて

  工程を組みます。

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03

この問題では総合工程表の立案段階で考慮すべき外的要因と、詳細施工段階の管理事項を区別できるか問われています。

選択肢1. 使用可能な前面道路の幅員及び交通規制の状況

前面道路の幅により大型車両の進入可否が決まり、コンクリート打設や鉄骨搬入の計画に直接影響します。

選択肢2. 地域による労務、資材、機材等の調達状況

地域により職人の確保しやすさや資材の納期が異なるため、工程計画の重要事項です。

選択肢3. 各専門工事の検査項目と重点管理事項

各専門工事の検査項目と重点管理事項は、品質管理計画や施工要領書で定める詳細事項で、総合工程表の「立案段階」では考慮不要です。

 

よって必要性は少ないです。

選択肢4. 敷地周辺の電柱、架線、信号機、各種表示板等の公共設置物の状況

電柱の移設やクレーン作業時の架線防護は、工事着手前の準備工事や仮設計画に影響し、工程計画に反映が必要です。

まとめ

総合工程表は「全体の流れ」を決めるもので、個別工事の詳細管理は含みません。

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