2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
6 問64
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 6 問64 (訂正依頼・報告はこちら)
フリーアクセスフロアに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- クリーンルームでは、床下に作業者が入れるように、根太、大引等の下地を設けてパネルを支持する根太方式とした。
- 電算機室では、パネルの四隅の交点に高さを調整できる共通の支持脚を設けてパネルを支持する共通独立脚方式とし、ほうづえを設けて耐震性を高めた。
- 事務室では、1枚のパネルの四隅や中間に高さ調整のできる支持脚が付く、脚付きパネル方式とした。
- 会議室では、床下配線が少なかったため、コンクリート下地等の凹凸部でも、敷き並べるだけでそのまま高さ調整ができる置敷き方式とした。
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この過去問の解説 (2件)
01
2.◯ 電算機室では、配線や機器の配置換えが比較的多く、パネルを個別で動かすことができる共通独立脚方式がよい。なお、重量物が多いため、ほうづえを設けて耐震性を高める。
3.◯ 事務所では、机の配置、事務機器の移動が多くあり、配線も多く変更があることが考えられる。そのため最小限の移動でできるようパネルは個々に取り外せ、また復旧できる脚付きパネル方式がよい。
4.✕ フリーアクセスフロアの設置目的は、机や家具等に影響されず配置できることや、あとから変更が容易にできることにある。会議室はフリーアクセスフロアを設置する必要性が少ない。
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02
根太方式はクリーンルームに適した方式と言えるでしょう。
2.〇 共通独立脚方式は2重床の一つです。
配線作業が多い電算室では、配置換えにも対応しやすいので適しています。
また、重量のある機材が設置される場合にはほうづえと呼ばれる部材を入れ、強度を高めます。
3.〇 脚付きパネル方式も2重床の一つです。
パネルの脱着が容易なので、頻繁な配置換えが予想される事務室に適した方式です。
4.× 置敷き方式は施工が容易である半面、下地不陸の影響を受けやすい特徴があります。
コンクリート下地に不陸がある場合、そのまま床の仕上がりに反映されかねません。
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