2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
6 問65
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 6 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
押出成形セメント板による間仕切壁工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 縦張り工法で施工する際に、パネル下部に取付け金物( L型金物 )をセットし、パネル側はタッピンねじ、床面側はアンカーボルトで固定した。
- 横張り工法で施工する際に、パネルがロッキングできるように、取付け金物 (Zクリップ)はパネルの左右端部に取り付けた。
- 縦張り工法のパネル上部の取付け金物( Zクリップ )は、回転防止のため、下地鋼材に溶接した。
- 横張り工法の目地幅は、横目地よりも縦目地の方を大きくした。
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この過去問の解説 (2件)
01
縦張りで施工する場合、パネル下部に取付け金物( L型金物 )をセットし、パネル側はタッピンねじ、床面側はアンカーボルトで固定するのが一般的です。
2.× ロッキングとはパネルの上下にZクリップを取り付け、一つのパネルが動くと隣のパネルも自然に動くことで建物の動きに対応するしくみのことです。
間仕切り壁工事における押出成形セメント版で、横貼り工法でのロッキングは難しいと思われます。
3.〇 縦張り工法のパネル上部の取付け金物( Zクリップ )は、回転防止のため、下地鋼材にしっかりと溶接するのが一般的です。
4.〇 横張り工法の場合、縦方向のパネル数が多くなるため、縦方向の動きが大きくなります。従って縦方向の目地幅を大きくとり、動きに対応させます。
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02
2.✕ 横張り工法では、ロッキングにすることは困難である。
3.◯ 縦張り工法のパネル上部の取付け金物はZクリップを用い、回転を防止させる。
4.◯ 横張り工法の目地は、横方向より縦方向の方が変形の幅が大きいため、縦方向の目地幅を大きくする。
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