2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
7 問69

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 7 問69 (訂正依頼・報告はこちら)

場所打ちコンクリート杭のアースドリル工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 鉄筋かごのかぶり厚さを確保するためのスペーサーは、D13の鉄筋を用いた。
  • コンクリートのスランプは、トレミー管を通じて打ち込むため18cmとした。
  • 杭頭の余盛りの高さは、スライムなどが混入するおそれがあるため100cmとした。
  • 孔壁内面と鉄筋かごの最外側の鉄筋との間隔は、かぶり厚さを確保するため10cmとした。

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この過去問の解説 (1件)

01

アースドリル工法とは、現場に深い穴を掘り、かご状にした鉄筋を差し込み、コンクリートを流し込むことで現場で杭を作る工法です。

1.✕ 鉄筋かごのかぶり厚を確保するため、鉄筋にスペーサーと呼ばれるフラットバーを加工した「部材」を取り付けるのが一般的です。鉄筋ではなく、部材です。

2.〇 コンクリートのスランプ値は18~21cmが一般的です。

3.〇 杭頭の余盛りは80~100cm程度必要ですが、施工誤差等も考慮し、100cmとするのが妥当です。

4.〇 鉄筋のかぶり厚が不足するとクラック(ひび割れ)等、施工不良の原因となります。かぶり厚は10cm以上確保するのが一般的です。

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