2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
7 問68
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 7 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
親杭横矢板工法に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 止水性を必要としない山留め工事に用いられる。
- 支保工として地盤アンカーを用いる場合、地盤アンカーから伝達される鉛直力に対する検討が必要である。
- プレボーリングにより親杭を設置する場合、受働抵抗を十分に発揮させるために杭の根入れ部分は良質土で充填する。
- 矢板の裏側に裏込め材を十分充填した後、親杭と矢板材との間にくさびを打ち込んで、裏込め材を締め付け、安定を図る。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
1.〇 親杭横矢板の場合、水が出やすい土質では横矢板の間から水が流れ落ち、掘削がままならなくなります。
2.〇 支保工に地盤アンカーを用いる場合、鉛直力(垂直方向にかかる力)の検討が必要です。
3.✕ プレボーリング(あらかじめオーガー等で土を掘削し、既製の杭を入れた後、埋め戻す工法)で親杭を設置する場合、根入れ部分は現場発生土で埋め戻すのが一般的です。
但し、現場発生土が粘性土の場合、うまく埋め戻せないので、セメントミルクや砂を用いることもあります。
4.〇 矢板裏に裏込め材充填後、親杭と矢板材の隙間にくさびを打ち込めば矢板がしっかりと安定します。
参考になった数88
この解説の修正を提案する
前の問題(問67)へ
平成29年(2017年)後期問題一覧
次の問題(問69)へ