2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
8 問82

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 8 問82 (訂正依頼・報告はこちら)

シーリング工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 先打ちしたポリサルファイド系シーリング材に、変成シリコーン系シーリング材を打ち継いだ。
  • ALCパネル等の表面強度が小さい被着体には、モジュラスの低いシーリング材を用いた。
  • 目地まわりに張ったマスキングテープは、シーリング材のへら仕上げ終了後、直ちに除去した。
  • 充填箇所以外の部分に付着したシリコーン系シーリング材は、シーリング材が硬化する前に直ちに除去した。

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この過去問の解説 (1件)

01

正解は【4】です。

1.やむを得ず異なるシーリング材を使って打ち継ぎする場合は、先打ちシーリング材と後打ちシーリング材との相性を確認する必要があります。
ポリファルサイド系を先打ちとし、変成シリコーン系を後打ちとする場合は、相性に問題はありません。

2.ALCパネル等の表面強度が小さい被着体には、低モジュラスのアクリル系シーリング材を使用します。

3.目地まわりに張ったマスキングテープは、シーリング材のへら仕上げ終了後、直ちに除去します。

4.充填箇所以外の部分に付着したシーリング材は、硬化する前に直ちに除去します。
ただし、シリコーン系シーリング材は、硬化する前に拭き取りを行うと、汚染が拡大する恐れがあるため、硬化後に除去します。

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