2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
8 問90
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 8 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
塗装工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 合成樹脂エマルションペイント塗りにおいて、中塗り後、3時間以上経過してから次工程の作業を行う。
- エアスプレーによる吹付け塗りは、スプレーガンの空気圧が高過ぎると噴霧が粗く、塗り面がゆず肌状になる。
- エアレススプレーによる吹付け塗りは、高粘度、高濃度の塗料による厚膜塗装に適している。
- アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りにおいて、下塗りには上塗りと同一材料を用いる。
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この過去問の解説 (2件)
01
1.合成樹脂エマルションペイント塗りにおける中塗り後の乾燥期間は、3時間以上です。
2.エアスプレーによる吹付け塗りは、使用するスプレーガンの種類の他、塗料の種類、吹き付け圧力、吹き付け距離によって、仕上り状態が変わってきます。
スプレーガンの空気圧は、スプレーガンの空気圧が2~4㎏/㎝2を標準とし、圧力が低いと噴霧が粗く、塗り面がゆず肌状等になります。
3.エアレススプレーによる吹付け塗りは、高粘度、高濃度の塗料による厚膜塗装に適しています。特徴としては、作業効率が高いことや、飛散が多い点などがあります。
4.アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りは、下塗り、上塗りとも同一材料を用います。
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02
1.◯ 合成樹脂エマルションペイント塗りでは、気温20℃のときは、中塗り後、3時間以上経過してから、次工程の作業になります。
2.✕ エアスプレーによる吹付け塗りは、エアスプレーガンの空気圧が低すぎると噴霧が粗くなり、塗面がゆず肌状になります。
3.◯ エアレススプレーによる塗付けは、塗料自体に直接圧力を加え、ノズルチップから霧化して吹き付けるものであり、高粘度・高濃度の塗料による厚膜塗装に適しています。
4.◯ アクリル樹脂系非水分散形塗料塗りの下塗り、中塗り、上塗りには同一材料を使用します。
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