2級建築施工管理技士の過去問
平成29年(2017年)後期
8 問89

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成29年(2017年)後期 8 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

外部に面するサッシのガラス工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 熱線反射ガラスは、反射膜コーティング面を室内側とした。
  • 型板ガラスは、型模様面を室内側とした。
  • 合わせガラスは、取り付ける建具の下枠に水抜き孔を設けた。
  • 複層ガラスは、単一成形品によるグレイジングチャンネルにより取り付けた。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は【4】です。

1.熱線反射ガラスは、反射膜コーティング面を室内側とします。

2.型板ガラスは、型模様面を室内側とします。

3.合わせガラスは、2枚の板ガラスを透明で強靭な中間膜で張り合せたガラスです。
取り付ける建具の下枠に水抜き孔を設けます。

4.グレイジングチャンネルによる取り付けは、通常、複層ガラス、合わせガラスなどでは使用されません。
厚さ6.8㎜以下かつ、排水上有効な水抜き穴がある場合は、グレイジングチャンネルによる取り付けも可能です。

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02

1.◯ 熱線反射ガラスの反射膜コーティング面は、室内側とする。

2.◯ 型板ガラスの模様面は、室内側とする。

3.◯ 合わせガラスは、水分の影響で、使用されている特殊フィルムが白濁したり、剥離する場合があるので、水抜き孔を設ける。

4.✕ 複層ガラスは、使用されている封着材の接着性能が水分によって低下する恐れがある。グレイジングチャンネルは止水性が弱点である。

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