2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
1 問9
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 1 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す片持ち梁に等変分布荷重が作用したとき、C点に生じる応力の値として正しいものはどれか。
- せん断力は、3kNである。
- せん断力は、9kNである。
- 曲げモーメントは、4.5kN・mである。
- 曲げモーメントは、13.5kN・mである。
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この過去問の解説 (2件)
01
・等変分布荷重(w=3kN/m)を集中荷重(W=wl/2)に置き換えると、
W=3kN×3m×1/2
=4.5kN
4.5kN=C点に生じるせん断力でもあるため、この時点で選択肢1.2.は間違いです。
・置き換えた集中荷重のかかる位置は、等変分布荷重のかかる部材長さ(3m)の1/3、C点から3mの位置です。
よってC点に生じる曲げモーメントは、
3m×4.5kN=13.5kN・mとなります。
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02
集中荷重は三角形の面積を求める考え方と同じですから、力が作用する3mが底辺、力の大きさ3kN/mが高さとして三角形の面積を求めます。
w=3kN×3m×1/2=4.5kN
これはC点に生じるせん断力でもあるので、この設問は間違いです。
2.✕ 設問1の計算より、C点のせん断力は9kNにはなり得ません。
3.✕ 設問1で計算した集中荷重のかかる位置は、三角形の重心位置(力が作用する長さの1/3の位置)です。
よって曲げモーメントは3m×4.5kN=13.5kN/mとなり、この設問は間違いです。
4.〇 設問3の計算より、この選択肢が正解です。
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