2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
1 問13

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 1 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

シーリング材に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ポリウレタン系シーリング材は、施工時の気温や湿度が高いと発泡のおそれがある。
  • シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐久性に優れている。
  • アクリルウレタン系シーリング材は、ガラス回り目地に適している。
  • 2成分形シーリング材は、施工直前に基剤、硬化剤などを練り混ぜて使用する。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。
アクリル系シーリング材は、ALCパネル表面と同材の仕上を行うパネル間の目地などに使用します。
また、シリコーン系シーリング材と比べ耐候性に劣り、雨風にさらされると変質してしまうのでガラス回りの目地には適していません。


1.ポリウレタン系1・2成分形シーリング材は、施工時の気温や湿度が高い場合、発泡のおそれがあります。

2. シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐熱性・耐寒性と、耐久性に優れています。
また、「1成分形シーリング材」と「2成分形シーリング材」に分けられます。

4.2成分形シーリング材は、施工直前に基剤(主成分)、硬化剤などを調合し、練り混ぜて使用するシーリング材です。

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02

最も不適当なものは3です。

1.ポリウレタン系シーリング材は、耐久性が高く長期にわたって防水性を維持します。しかし、ポリウレタン系1・2成分形シーリング材は、施工時の気温や湿度が高い場合、発泡のおそれがあります。

2.シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐久性、耐熱性に優れており様々な場所で使用されています。しかしデメリットとして、上から塗装できないとう点があげられます。

3.アクリルウレタン系シーリング材は、ウレタン外壁塗装の際に使用することが多い種類です。外壁のひび割れ補修にも使用されていますが、紫外線に弱いため上から塗装をすることは必須となります。耐候性に劣り、雨風にさらされると変質してしまうのでガラス回りの目地には適していません

4.問題文の通りです。2成分形シーリング材は、1成分形と2成分形がありそれぞれ硬化方法が異なり、施工直前に基剤、硬化剤などを練り混ぜて使用します。

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