2級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)後期
4 問39
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年)後期 4 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
品質管理のための試験及び検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨工事において、高力ボルト接合部の締付けの検査のため、超音波探傷試験を行った。
- シーリング工事において、接着性の確認のため、簡易接着性試験を行った。
- 塗装工事において、工場塗装した鉄骨の塗膜厚の確認のため、電磁式膜厚計を用いて測定した。
- 鉄筋工事において、ガス圧接継手の検査のため、抜き取った接合部の引張試験を行った。
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この過去問の解説 (2件)
01
高力ボルト接合の検査は、マーキングによって、1次締め・共回りの有無・本締め完了の確認ができ、目視で行います。
超音波探傷試験は、溶接部の検査に用いられ、圧接部に探触子から超音波を発信し、その反射波の状態により、圧接部の欠陥を発見する方法です。
2.シーリング工事においての、シーリング材接着性の確認は施工に先立ち行う、簡易接着性試験で確認できます。
3.塗装工事における塗膜厚の検査では、電磁式膜厚計を用いて塗膜厚を測定します。
4.鉄筋のガス圧接部分においては、適正に圧接されているか確認するため、外観試験(目視又はスケールなどで全数)、抜取検査(超音波探傷試験又は引張試験)を行います。
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02
不適当なものは1です。
1.超音波探傷試験は、溶接の検査に用いる試験方法で圧接部に探触子から超音波を流し、その反射波の状態により、圧接部の表面からは見えない内部の欠陥を発見する方法です。
鉄骨工事における、高力ボルト接合部の締付け検査はマーキングによって、1次締め・共回りの有無・本締め完了の確認を目視で行います。
2.シーリング工事において、接着性の確認のため、施工を行う前に簡易接着性試験を行います。
3.塗装工事において、工場塗装した鉄骨の塗膜厚の確認のため、電磁式膜厚計を用いて測定を行います。
4.鉄筋工事において、ガス圧接継手が適正に圧接されているか確認するため、外観試験(目視又はスケールなどで全数行います)と抜取検査(超音波探傷試験又は引張試験)を行います。
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