2級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)前期
1 問9
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年)前期 1 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示す張り出し梁の点Cに集中荷重Pが作用したとき、点Dに生じる応力の値の大きさとして、正しいものはどれか。
- せん断力 Q = 1kN
- せん断力 Q = 2kN
- モーメント M = 2kN・m
- モーメント M = 3kN・m
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この過去問の解説 (2件)
01
B点でのモーメントは、M=2kN×2m=4kN・m、釣り合うためにはA点のモーメントは0になるため、D点は距離が半分なので4÷2=2kN・mとなります。
一方、せん断力はB点で上下に変わります。B-C間のせん断力は下方向に2kNです。
AB間は梁より上に(2×2)/6=2/3kNとなります。
よって、正しいものは3だけです。
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02
正解は3です。
最初にA点のモーメントを求めます。
ΣMA=0
ΣMA=6m×VB+8m×2kN
6VB+16=0
VB=-8/3・・・B点上向きに8/3kN
よってΣY=0より
VA+VB=2
VA+8/3=2
VA=2-8/3
VA=-2/3・・・A点下向きに2/3kN
時計回りの力を+とした場合、D点のせん断力は下向きに2/3kNとなります。
次に、D点の右側、切断法でモーメントを求めると
ΣMD=0
ΣMD=-2/3kN×3m
ΣMD=-2kN・m
よって3のモーメント M = 2kN・mが正解になります。
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