2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
1 問13
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 1 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
JIS(日本産業規格)に規定する建具の性能試験における性能項目に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 開閉力とは、開閉操作に必要な力の程度をいう。
- 水密性とは、風雨による建具室内側への水の浸入を防ぐ程度をいう。
- 遮熱性とは、熱の移動を抑える程度をいう。
- 結露防止性とは、建具表面の結露の発生を防ぐ程度をいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
〇 2.問題文の通り。
✕ 3.問題文は、断熱性の説明です。遮熱性とは、熱を反射させ、室内への熱の侵入を防ぐ性能を言います。
例として、二重サッシやペアガラスは断熱性が高いですが、遮熱性は低くくなります。太陽光によって室内の温度が上昇する状況などがイメージしやすいと思います。
〇 4.問題文の通り。
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02
正解は3です。
熱の移動を抑える、熱を伝わりにくくするのは断熱性です。
1.問題文の通りです。戸を開閉操作するときに必要な力を開閉力といいます。
2.問題文の通りです。雨水などが内部に侵入にないように建具や屋根などに水密性が求められます。
3.遮熱性とは、光を反射させて温度上昇を防ぎます。
4.問題文の通りです。結露防止性は建具表面の結露の発生を防止します。
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03
JISは日本産業規格とよばれる規定です。出題頻度が高いためしっかり暗記しましょう。
設問の通り、開閉力とはサッシや建具を開閉する際に必要な力をさします。
設問の通り、水密性とは雨を伴った風に対し、サッシの室内側への雨水の侵入をどのくらいの風圧まで防げるかを表すものです。
遮熱性とは太陽からくる放射を反射させることによって放射性を遮蔽する性質のことをさします。
設問は断熱性をしめしています。
設問の通り、結露防止性とは、建具表面の結露の発生を防ぐ性能のことをさします。
建築業ではJISの基準に乗っ取った施工がされます。しっかり復習しましょう。
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