問題
[ 設定等 ]
鋼製巻尺を用いる距離測定において、距離の補正を行う場合、最も必要のないものはどれか。
1 .
温度による補正
2 .
湿度による補正
3 .
尺定数による補正
4 .
傾斜による補正
( 2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 2 問15 )
正解は2です。
1.鋼製巻尺は使用する場所の温度に影響を受け、伸び縮みします。巻尺の基準温度は20度程度で、誤差が±0となるように製作されています。
2.鋼製巻尺は湿度による影響はほとんどないので補正は不要です。
3.鋼製巻尺ごとの製造時に発生する誤差を、尺定数によって補正します。
4.測定した斜距離を水平距離に直す場合、傾斜による補正をします。