2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
2 問15

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 2 問15 (訂正依頼・報告はこちら)

鋼製巻尺を用いる距離測定において、距離の補正を行う場合、最も必要のないものはどれか。
  • 温度による補正
  • 湿度による補正
  • 尺定数による補正
  • 傾斜による補正

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この過去問の解説 (3件)

01

〇 1.巻尺の温度が熱くなると伸び、冷たくなると縮みます。巻尺の温度は20度程度で、誤差が±0となります。

✕ 2.湿度の影響は受けません。

〇 3.巻尺は製品ごとに微妙に精度が異なります。それを補正する為の数値です。

〇 4.傾斜地で測定した場合の補正です。

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02

正解は2です。

1.鋼製巻尺は使用する場所の温度に影響を受け、伸び縮みします。巻尺の基準温度は20度程度で、誤差が±0となるように製作されています。

2.鋼製巻尺は湿度による影響はほとんどないので補正は不要です

3.鋼製巻尺ごとの製造時に発生する誤差を、尺定数によって補正します。

4.測定した斜距離を水平距離に直す場合、傾斜による補正をします。

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03

鋼製巻き尺とは使用する環境、使い方によって伸び縮みする測定器です。距離の補正が必要になる場合があるため復習しましょう。

選択肢1. 温度による補正

鋼製巻き尺は温度によって膨張、収縮がみられます。

20℃が標準温度とされています。

選択肢2. 湿度による補正

鋼製巻き尺は湿度による影響はうけません。

選択肢3. 尺定数による補正

尺定数とは使用する鋼製巻き尺の固有の長さのことをさします。

鋼製巻き尺の尺定数による補正も必要です。

選択肢4. 傾斜による補正

傾斜で測った場合に水平距離はことなるため補正が必要です。

まとめ

鋼製巻き尺は建物の墨をだす道具なため、補正に関する知識をいれておきしょう。

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