2級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)後期
3 問27
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年)後期 3 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
硬質塩化ビニル雨どいの工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- たてどいの継手は、専用の部品により接着剤を用いて取り付けた。
- たてどいの受け金物は、900mm間隔で通りよく取り付けた。
- 軒どいの両端は、集水器に接着剤を用いて堅固に取り付けた。
- 軒どいの受け金物は、所定の流れ勾配をとり、600mm間隔で取り付けた。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
1.問題文の通りです。たて樋の受け金物は接着剤を使用して接続します。
2.問題文の通りです。たて樋の受け金物は1.2m以下の間隔で取付けます。
3.集水器には接着剤を使用しません。
4.問題文の通りです。軒樋の受け金物は0.9m以下の間隔で取り付けます。
積雪の多い地域では雪の荷重にも耐えられるように、これよりも狭い0.4~0.6mの間隔で取り付けられます。
金物の間隔が開きすぎると、たわんだり、落下したりする可能性が高くなります。
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02
〇 2.1.2m以下で取付けます。
✕ 3.集水器には接着剤を用いません。
〇 4.1.0m以下で取付けます。(多雪地域では0.5m以下)
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03
雨とい工事に関する問題です。
軒といは軒先に平行に取り付け屋根からの雨を受け取り、たてといから下に水を流します。
設問の通り、たてといの継ぎ手は専用の部品により取り付けます。
接着剤のつけすぎに留意します。
たてといの受け金物は1200㎜以下の間隔にします。
設問の900㎜は正解です。
軒どいは気温の変化で伸縮するため、軒どいの両端の集水器は接着剤を使用しません。
軒どいの受け金物の取り付け間隔は900㎜以下とします。
設問の600㎜間隔は正解です。
水が流れる勾配をとれるようにしましょう。
雨といの問題は出題傾向は多くありませんが、受け金物の間隔や取り付け方を復習しましょう。
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