2級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)前期
3 問27
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)前期 3 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
塗装工事における素地ごしらえに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- モルタル面の吸込み止めは、パテかいを行った後に、シーラーを全面に塗り付けた。
- せっこうボード面のパテかいには、合成樹脂エマルションパテを使用した。
- 不透明塗料塗りの木部面は、節止めにセラックニスを塗り付けた。
- 鉄鋼面に付着した機械油の除去には、石油系溶剤を使用した。
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この過去問の解説 (2件)
01
1 .モルタル面の吸込み止めは、パテかいを行った後に、シーラーを全面に塗り付けた。
間違いです。
モルタル面にパテは接着性がない為、シーラーを塗布し、接着性を高めます。
2 .せっこうボード面のパテかいには、合成樹脂エマルションパテを使用した。
正しいです。
石膏ボード面は、目地部分や、ビス部分に対して、
合成樹脂エマルションパテを使用します。
3 .不透明塗料塗りの木部面は、節止めにセラックニスを塗り付けた。
正しいです。
セラックニスは、不透明塗料との接着性を高めます。
4 .鉄鋼面に付着した機械油の除去には、石油系溶剤を使用した。
正しいです。
鉄鋼面の機械油は、石油系溶剤でなければ除去ができません。
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02
正解は1です。
シーラーとは吸い込み止めの事で、
パテかいとは穴埋めの事です。
各選択肢については以下の通りです。
1 モルタル面にシーラーを全面塗り付け、吸い込み止めした後、
パテかいを行います。
2 設問の通りです。
つや消しの水性塗料でEPやAEPとも言います。
3 設問の通りです。
ヤニ止めにも使います。
4 設問の通りです。
油は油で落とします。
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