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2級建築施工管理技士の過去問 令和3年(2021年)後期 4 問36

問題

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[ 設定等 ]
コンクリートの試験に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
フレッシュコンクリートの温度測定は、その結果を1℃単位で表示する。
   2 .
圧縮強度の試験は、コンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150m3以下にほぼ均等に分割した単位ごとに行う。
   3 .
スランプ試験は、1cm単位で測定する。
   4 .
スランプ試験時に使用するスランプコーンの高さは、300mmとする。
( 2級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年)後期 4 問36 )
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この過去問の解説 (2件)

19

数値は頻出ですので、整理して覚えましょう。

選択肢1. フレッシュコンクリートの温度測定は、その結果を1℃単位で表示する。

設問の通りです。(JIS A 1156)

選択肢2. 圧縮強度の試験は、コンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150m3以下にほぼ均等に分割した単位ごとに行う。

設問の通りです。

選択肢3. スランプ試験は、1cm単位で測定する。

誤りです。

スランプ試験は、0.5cm単位で測定します。

選択肢4. スランプ試験時に使用するスランプコーンの高さは、300mmとする。

設問の通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
6

コンクリートの試験方法などは一般的にJISで定められています。

どの試験がコンクリートの何を測定しているのか理解して覚えましょう。

選択肢1. フレッシュコンクリートの温度測定は、その結果を1℃単位で表示する。

正しい記述です。

フレッシュコンクリートの温度は0~50℃の測定範囲の目量が1℃以下の温度計を使用し、結果は1℃単位で表示します。

JIS A 1156・JIS Z 8710で定められています。

選択肢2. 圧縮強度の試験は、コンクリート打込み日ごと、打込み工区ごと、かつ、150m3以下にほぼ均等に分割した単位ごとに行う。

正しい記述です。

打込み日、打込み工区、かつ150㎥以下にほぼ均等に分割した単位で圧縮強度試験を行います。

選択肢3. スランプ試験は、1cm単位で測定する。

間違った記述です。

スランプ試験は両直径の平均値を5mm又は0.5cm単位に丸めて表示します。

JIS A 1101・JIS A 1150で定められています。

選択肢4. スランプ試験時に使用するスランプコーンの高さは、300mmとする。

正しい記述です。

スランプコーンは高さ300mm、上端内径100mm、下端内径200mmの金属製と形状が決まっています。

JIS A 1101・JIS A 1150で定められています。

まとめ

コンクリート試験は学校で経験のある人もいれば、現場に出て初めて目の当たりにする人もいると思います。

新築工事だと頻度が多く、毎週のように行われる作業で、つい写真を撮る流れ作業だけで試験結果を確認しなくなりがちです。

しっかり試験結果をチェックし、設計で求められているコンクリートの条件を満たしていないものがあれば指摘できるようになりましょう。

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