2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
1 問2

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

昼光率と均斉度の関係を理解しましょう。

選択肢1. 輝度は、光源からある方向への光度を、その方向への光源の見かけの面積で除した値をいう。

輝度(cd/㎡)とは、ある方向から見た受照面の光の強さのことです。

単位からわかるように、輝度は光度の面密度のことで、

広がりをもつ光源の表面の明るさを示しています。

選択肢2. 昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度の割合である。

昼光率とは、室内のある点の照度とそのときの全天空照度との比をいいます。

昼光率=(室内のある点の照度/そのときの全天空照度)×100%

選択肢3. 光源の色温度が低いほど青みがかった光に見え、高いほど赤みがかった光に見える。

誤りです。

色温度(K:ケルビン)とは、太陽光や照明などの光源が発する光の色を表すための尺度のことです。

色温度が低いほど暖色系(黄色やオレンジ色)に見え、高いほど寒色系(青色)に見えます。

選択肢4. 照度の均斉度が高いほど、室内の照度分布は均一になる。

均斉度は、室内の照度分布状態の均一性を表す指標で、作業面の最低照度の最高照度に対する比で表します。

均斉度の値が大きいほど照度分布の均一性は高くなります。

参考になった数62

02

この設問は、採光及び照明についての語句の定義と特徴について問われています。

選択肢1. 輝度は、光源からある方向への光度を、その方向への光源の見かけの面積で除した値をいう。

設問の通りです。

光度とは、光源から単位立体角あたりに発する光束をいいます。

選択肢2. 昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度の割合である。

設問の通りです。

選択肢3. 光源の色温度が低いほど青みがかった光に見え、高いほど赤みがかった光に見える。

設問は誤りです。

色温度が低いほど赤みがかった光に見え、色温度が高いほど青みがかった光に見えます。

選択肢4. 照度の均斉度が高いほど、室内の照度分布は均一になる。

設問の通りです。

照度とは、単位面積当たりに対する入射する光束の量をいいます。

まとめ

この設問は、多くの語句が出てくる分野でもあります。

混同しやすい分野なので、図や参考書等を活用して理解を深めましょう。

参考になった数18

03

照度、輝度、昼光率、光束、グレアなど、単語の意味、単位を覚えましょう。

選択肢1. 輝度は、光源からある方向への光度を、その方向への光源の見かけの面積で除した値をいう。

その通りです。
輝度は人の目に入る光の量を表します。
単位はcd/m(カンデラ毎平方メートル)です。

選択肢2. 昼光率は、全天空照度に対する室内のある点の天空光による照度の割合である。

その通りです。

また、昼光率は室内の壁や天井の表面の反射の影響を受けません。

選択肢3. 光源の色温度が低いほど青みがかった光に見え、高いほど赤みがかった光に見える。

間違いです。

光源の色温度が高いほど青みがかった光に見え、低いほど赤みがかった光に見えます。

選択肢4. 照度の均斉度が高いほど、室内の照度分布は均一になる。

その通りです。

照度は単位面積当たりに入射する光の量を示します。
光源によって照らされている面の明るさの程度が表されます。
単位はlx(ルクス)です。

参考になった数6