2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
1 問12

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 1 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

日本産業規格(JIS)に規定する建具の性能試験における性能項目に関する記述として、不適当なものはどれか。
  • 防火性とは、火災時の延焼防止の程度をいう。
  • 面内変形追随性とは、地震によって生じる面内変形に追随し得る程度をいう。
  • 水密性とは、風雨による建具室内側への水の浸入を防ぐ程度をいう。
  • 遮熱性とは、熱の移動を抑える程度をいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

窓の性能は、住宅性能表示・JIS・建築基準法などに定められています。

選択肢1. 防火性とは、火災時の延焼防止の程度をいう。

設問の通りです。(JIS A 1513)

選択肢2. 面内変形追随性とは、地震によって生じる面内変形に追随し得る程度をいう。

設問の通りです。(JIS A 1513)

選択肢3. 水密性とは、風雨による建具室内側への水の浸入を防ぐ程度をいう。

設問の通りです。(JIS A 1513)

選択肢4. 遮熱性とは、熱の移動を抑える程度をいう。

誤りです。

遮熱性とは、日射熱を遮る程度をいいます。(JIS A 1513)

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02

この設問は、建具の性能試験における性能項目の語句の定義について問われています。

選択肢1. 防火性とは、火災時の延焼防止の程度をいう。

設問の通りです。JISA1513に記載されています。

選択肢2. 面内変形追随性とは、地震によって生じる面内変形に追随し得る程度をいう。

設問の通りです。JISA1513に記載されています。

選択肢3. 水密性とは、風雨による建具室内側への水の浸入を防ぐ程度をいう。

設問の通りです。JISA1513に記載されています。

選択肢4. 遮熱性とは、熱の移動を抑える程度をいう。

設問は誤りです。遮熱性とは、日射熱を遮る程度と規定されています。

設問は、断熱性についての説明です。

まとめ

建具だけではなく他の工種でも使用する語句なので、定義をしっかり押さえておきましょう。

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03

建具の性能に関する出題です。

選択肢1. 防火性とは、火災時の延焼防止の程度をいう。

火災時の燃え広がりを防止する性能です。

選択肢2. 面内変形追随性とは、地震によって生じる面内変形に追随し得る程度をいう。

面内変形にどこまで追随できるかの性能です。

選択肢3. 水密性とは、風雨による建具室内側への水の浸入を防ぐ程度をいう。

水に対しての侵入を防止しうる性能の指標になります。

選択肢4. 遮熱性とは、熱の移動を抑える程度をいう。

誤りです。遮熱とは熱を遮る性能であり、熱移動に関する用語ではありません。

まとめ

建具の性能の指標はどのようなものがあるか理解しましょう。

参考になった数18