2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
1 問13
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 1 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
シーリング材の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- ポリウレタン系シーリング材は、紫外線によって黄変することがある。
- ポリサルファイド系シーリング材は、表面に塗った塗料を変色させることがある。
- シリコーン系シーリング材は、表面への塗料の付着性がよい。
- アクリル系シーリング材は、未硬化の状態では水に弱く、雨に流されやすい。
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この過去問の解説 (3件)
01
シーリング材とは、建築工事における材料の隙間や目地を充填し、
気密性・防水性等を高める材料の総称のことです。
ポリウレタン系シーリング材は、紫外線によっての黄変や、
施工時の気温や湿度が高いと発泡のおそれがあります。
また、硬化後タック(粘着性)が残るものがあり、ほこりに注意が必要です。
ポリサルファイド系シーリング材は、表面仕上げ塗材を
軟化・変色させることがあります。
シリコーン系シーリング材は、耐候性・耐熱性・耐寒性に優れていますが、
表面への塗料の付着性は良くありません。
アクリル系シーリング材は、未硬化の状態では、水に弱く
雨に流される欠点があり、常時水に浸される箇所には使用できません。
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02
この設問は、シーリング材の各材料の特徴について問われています。
設問の通りです。
設問の通りです。
またポリサルファイド系シーリング材は、ムーブメントの大きい目地には適しません。
設問は誤りです。
シリコーン系シーリング材は、表面への塗料の付着性が悪い一方で、耐候性・耐熱性・耐寒性・耐久性に優れています。
設問の通りです。
アクリル系シーリング材は、水性タイプのシーリング材であるため、未硬化の状態では水に弱く、雨に流されやすいです。
各種シーリング材の特徴は混同しやすいですが、どこの箇所に使用するのが適切かを整理すると覚えやすくなります。
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03
シーリング材の特徴に関する問題です。
ポリウレタン系シーリング材は、表面に仕上げがないと耐候性に難があります。
ポリサルファイド系シーリング材は、表面に仕上げ塗装がある場合は適しません。
誤りです。シリコーン系シーリング材は、塗料が付着しません。
アクリル系シーリング材は、用途があまり幅広くありません。
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