2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
3 問3

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 3 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

型枠支保工に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 階段の斜めスラブ部分の支柱は、脚部にキャンバーを用い、斜めスラブに対して直角に建て込む。
  • 支柱にパイプサポートを使用する場合、継手は差込み継手としてはならない。
  • 柱、壁及び梁側型枠のせき板を保持する場合、支保工は一般に内端太及び外端太により構成する。
  • パイプサポートに水平つなぎを設ける場合、根がらみクランプ等を用いて緊結しなければならない。

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この過去問の解説 (3件)

01

支保工に用いられる各材料の要点がよく問われます。

選択肢1. 階段の斜めスラブ部分の支柱は、脚部にキャンバーを用い、斜めスラブに対して直角に建て込む。

設問の通りです。

選択肢2. 支柱にパイプサポートを使用する場合、継手は差込み継手としてはならない。

支柱の継手は突合せ継手または差込み継手とします。

選択肢3. 柱、壁及び梁側型枠のせき板を保持する場合、支保工は一般に内端太及び外端太により構成する。

設問の通りです。

選択肢4. パイプサポートに水平つなぎを設ける場合、根がらみクランプ等を用いて緊結しなければならない。

「鋼材と鋼材との接合部及び交差部は、ボルト、クランプ等の金具を用いて

緊結すること」と規定されています。(労働安全衛生規則第242条第四号)

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02

この設問は、型枠支保工の施工方法について問われています。

選択肢1. 階段の斜めスラブ部分の支柱は、脚部にキャンバーを用い、斜めスラブに対して直角に建て込む。

設問の通りです。

選択肢2. 支柱にパイプサポートを使用する場合、継手は差込み継手としてはならない。

設問は誤りです。

支柱にパイプサポートを使用する場合、突合せ継手または差込み継手とします。

頻出となっていますので必ず押さえましょう。

選択肢3. 柱、壁及び梁側型枠のせき板を保持する場合、支保工は一般に内端太及び外端太により構成する。

設問の通りです。端とは、型枠を支持するための補強部材をいいます。

選択肢4. パイプサポートに水平つなぎを設ける場合、根がらみクランプ等を用いて緊結しなければならない。

設問の通りです。

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03

型枠工事からの出題です。

選択肢1. 階段の斜めスラブ部分の支柱は、脚部にキャンバーを用い、斜めスラブに対して直角に建て込む。

スラブに対しての直角を確保します。

選択肢2. 支柱にパイプサポートを使用する場合、継手は差込み継手としてはならない。

誤りです。差し込み継手か突き合わせ継手にします。

選択肢3. 柱、壁及び梁側型枠のせき板を保持する場合、支保工は一般に内端太及び外端太により構成する。

端太を用いてせき板の孕みを防止します。

選択肢4. パイプサポートに水平つなぎを設ける場合、根がらみクランプ等を用いて緊結しなければならない。

水平つなぎは根がらみクランプ等で緊結を行います。

まとめ

何を何のために用いるのか理解しましょう。

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