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2級建築施工管理技士の過去問 令和4年(2022年)前期 3 問5

問題

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在来軸組構法における木工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
土台の継手は腰掛けあり継ぎとし、継手付近の下木をアンカーボルトで締め付けた。
   2 .
和小屋組の棟木や母屋には、垂木を取り付けるため、垂木当たり欠きを行った。
   3 .
隅通し柱の仕口は土台へ扇ほぞ差しとし、ホールダウン金物を用いてボルトで締め付けた。
   4 .
床束の転倒やずれを防止するため、床束の相互間に根がらみ貫を釘で打ち付けた。
( 2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 3 問5 )
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この過去問の解説 (3件)

24

木造在来軸組工法は、主に柱や梁で構成されていて、

間取りや開口部等の配置や大きさの計画が自由にできます。

選択肢1. 土台の継手は腰掛けあり継ぎとし、継手付近の下木をアンカーボルトで締め付けた。

土台の継手は、「腰掛けあり継ぎ」か「腰掛けかま継ぎ」として、

上木となる方をアンカーボルトで締め付けます。

選択肢2. 和小屋組の棟木や母屋には、垂木を取り付けるため、垂木当たり欠きを行った。

垂木は45cm間隔に配置します。

母屋に垂木欠きして取付け、母屋上で乱につなぎます。

選択肢3. 隅通し柱の仕口は土台へ扇ほぞ差しとし、ホールダウン金物を用いてボルトで締め付けた。

通し柱とは、2階以上の木造建物で1本の材で通した柱のことです。

隅柱は特に引き抜き力が作用するので、土台からのホールダウン金物で緊結します。

選択肢4. 床束の転倒やずれを防止するため、床束の相互間に根がらみ貫を釘で打ち付けた。

根がらみ貫とは、床束を固定するため連結する板材のことです。

付箋メモを残すことが出来ます。
4

この設問は、在来軸組構法における施工方法について問われています。

選択肢1. 土台の継手は腰掛けあり継ぎとし、継手付近の下木をアンカーボルトで締め付けた。

設問は誤りです。

土台の継手は、腰掛けかま継ぎとし、上木となる方をアンカーボルトで締め付けます。

選択肢2. 和小屋組の棟木や母屋には、垂木を取り付けるため、垂木当たり欠きを行った。

設問の通りです。

当たり欠きとは、部材取付部分に設ける切り欠きをいいます。

選択肢3. 隅通し柱の仕口は土台へ扇ほぞ差しとし、ホールダウン金物を用いてボルトで締め付けた。

設問の通りです。

選択肢4. 床束の転倒やずれを防止するため、床束の相互間に根がらみ貫を釘で打ち付けた。

設問の通りです。

床束とは、床を支え、大引きの下部に取付けられる部材をいいます。

まとめ

出題範囲が広い分野でもあるので、過去問等を活用して出題されたことがある問題に関しては、必ず理解しましょう。

1

木工事に関する出題です。

選択肢1. 土台の継手は腰掛けあり継ぎとし、継手付近の下木をアンカーボルトで締め付けた。

誤りです。上木をアンカーボルトで締め付けます。

選択肢2. 和小屋組の棟木や母屋には、垂木を取り付けるため、垂木当たり欠きを行った。

当たり欠きをすることで、取り付けに支障がないようにします。

選択肢3. 隅通し柱の仕口は土台へ扇ほぞ差しとし、ホールダウン金物を用いてボルトで締め付けた。

通し柱はホールダウン金物で固定します。

選択肢4. 床束の転倒やずれを防止するため、床束の相互間に根がらみ貫を釘で打ち付けた。

床束同士の固定を根がらみ貫で行います。

まとめ

図解で木構造の立体構成と各部材名称を覚えましょう。

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