2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
3 問6

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 3 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

花崗岩の表面仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • びしゃん仕上げとは、石材表面を多数の格子状突起をもつハンマーでたたいた仕上げをいう。
  • 小たたき仕上げとは、びしゃんでたたいた後、先端がくさび状のハンマーで平行線状に平坦な粗面を作る仕上げをいう。
  • ジェットバーナー仕上げとは、超高圧水で石材表面を切削して粗面とした仕上げをいう。
  • ブラスト仕上げとは、石材表面に鋼鉄の粒子等を圧縮空気でたたきつけて粗面とした仕上げをいう。

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この過去問の解説 (3件)

01

花崗岩(御影石)は、硬質で耐久性があり、吸水率が低いので墓石によく使われています。

選択肢1. びしゃん仕上げとは、石材表面を多数の格子状突起をもつハンマーでたたいた仕上げをいう。

びしゃん仕上げとは、石材表面を多数の格子状突起をもつハンマーでたたいて

細かい凹凸をつくる仕上げのことをいいます。

選択肢2. 小たたき仕上げとは、びしゃんでたたいた後、先端がくさび状のハンマーで平行線状に平坦な粗面を作る仕上げをいう。

小たたき仕上げとは、びしゃんでたたいた後、先端がくさび状のハンマーで

平行線状に細かな刻み目をつける粗面の仕上げのことをいいます。

選択肢3. ジェットバーナー仕上げとは、超高圧水で石材表面を切削して粗面とした仕上げをいう。

ジェットバーナー仕上げとは、加熱用バーナーで石表面を焼射し、結晶を弾かせて仕上げる方法をいいます。

選択肢4. ブラスト仕上げとは、石材表面に鋼鉄の粒子等を圧縮空気でたたきつけて粗面とした仕上げをいう。

ブラスト仕上げとは、石材表面に鋼鉄の粒子を吹き付けて表面を削る仕上げの方法のことです。

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02

石工事において花崗岩の仕上げに関する出題です。

選択肢1. びしゃん仕上げとは、石材表面を多数の格子状突起をもつハンマーでたたいた仕上げをいう。

びしゃんと呼ばれるハンマーを用いて仕上げます。

選択肢2. 小たたき仕上げとは、びしゃんでたたいた後、先端がくさび状のハンマーで平行線状に平坦な粗面を作る仕上げをいう。

びしゃんでたたいた後、さらに加工を加える仕上げ方法です。

選択肢3. ジェットバーナー仕上げとは、超高圧水で石材表面を切削して粗面とした仕上げをいう。

「バーナー」の名の通り、炎で石を炙って仕上げる方法です。

選択肢4. ブラスト仕上げとは、石材表面に鋼鉄の粒子等を圧縮空気でたたきつけて粗面とした仕上げをいう。

ブラスト仕上げとは圧縮空気をたたきつけて仕上げる方法です。

まとめ

言葉から連想すると、記憶に定着しやすいです。

参考になった数19

03

この設問は、花崗岩の表面仕上げの施工内容について問われています。

選択肢1. びしゃん仕上げとは、石材表面を多数の格子状突起をもつハンマーでたたいた仕上げをいう。

設問の通りです。

選択肢2. 小たたき仕上げとは、びしゃんでたたいた後、先端がくさび状のハンマーで平行線状に平坦な粗面を作る仕上げをいう。

設問の通りです。小たたき仕上は、滑り止め効果が期待できます。

選択肢3. ジェットバーナー仕上げとは、超高圧水で石材表面を切削して粗面とした仕上げをいう。

設問は誤りです。ジェットバーナー仕上とは、石表面をバーナーで加熱後、水で急冷させ、ジェットバーナーで表面を燃焼させて、結晶を弾かせることで粗面とした仕上をいいます。

選択肢4. ブラスト仕上げとは、石材表面に鋼鉄の粒子等を圧縮空気でたたきつけて粗面とした仕上げをいう。

設問の通りです。ブラスト仕上は、細やかな凹凸とした表面になることが特徴です。

まとめ

この設問は、花崗岩の表面仕上げの施工内容について問われており、かなり難易度が高い設問です。過去問等で出題されている部分は押さえておきましょう。

参考になった数18