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2級建築施工管理技士の過去問 令和4年(2022年)前期 3 問7

問題

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とい工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
鋼板製谷どいの継手部は、シーリング材を入れ60mm重ね合わせて、リベットで留め付けた。
   2 .
硬質塩化ビニル製縦どいは、継いだ長さが10mを超えるため、エキスパンション継手を設けた。
   3 .
鋼板製丸縦どいの長さ方向の継手は、下の縦どいを上の縦どいの中に差し込んで継いだ。
   4 .
硬質塩化ビニル製軒どいは、とい受け金物に金属線で取り付けた。
( 2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 3 問7 )
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この過去問の解説 (3件)

26

鋼管製樋と硬質塩化ビニル管製樋について特性や性質を覚えましょう。

選択肢1. 鋼板製谷どいの継手部は、シーリング材を入れ60mm重ね合わせて、リベットで留め付けた。

谷といは構造上雨水や雪を集中させるつくりのため、雨漏りの原因箇所に

なりやすい部位です。設問の通り、継手部はシーリング材を入れ60mm

重ね合わせて、リベットで2列に千鳥で留め付けます。

選択肢2. 硬質塩化ビニル製縦どいは、継いだ長さが10mを超えるため、エキスパンション継手を設けた。

熱による膨張や収縮が大きいので、接続したビニル管の長さが10mを超える

場合には、エキスパンション継手を設けます。

選択肢3. 鋼板製丸縦どいの長さ方向の継手は、下の縦どいを上の縦どいの中に差し込んで継いだ。

鋼板製丸縦どいの長さ方向の継手は、上の縦どいを下の縦どいの中に差し込んで継ぎます

選択肢4. 硬質塩化ビニル製軒どいは、とい受け金物に金属線で取り付けた。

設問の通りです。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

この設問は、とい工事の施工方法について問われています。

選択肢1. 鋼板製谷どいの継手部は、シーリング材を入れ60mm重ね合わせて、リベットで留め付けた。

設問の通りです。

リベットで留め付ける際は、2列で互い違いに千鳥に留め付けます。

選択肢2. 硬質塩化ビニル製縦どいは、継いだ長さが10mを超えるため、エキスパンション継手を設けた。

設問の通りです。

選択肢3. 鋼板製丸縦どいの長さ方向の継手は、下の縦どいを上の縦どいの中に差し込んで継いだ。

設問は誤りです。

鋼板丸縦どいの長さ方向の継手は、縦どいを流れる水が継手で漏水しないように、上に来る縦どいを下に来る縦どいの中に差し込んで継ぎます。

選択肢4. 硬質塩化ビニル製軒どいは、とい受け金物に金属線で取り付けた。

設問の通りです。とい受け金物は、900㎜程度のピッチで取り付けます。

まとめ

鋼製といと塩ビ管といの2種類があります。

この2つの特徴や施工方法についてよく理解しましょう。

1

といは、雨水を効率よく排水するためのものです。

選択肢1. 鋼板製谷どいの継手部は、シーリング材を入れ60mm重ね合わせて、リベットで留め付けた。

継手は漏水しやすいのでシーリングを施して防止します。

選択肢2. 硬質塩化ビニル製縦どいは、継いだ長さが10mを超えるため、エキスパンション継手を設けた。

エキスパンションジョイント継手は、材料の動きを吸収する役割を果たします。

選択肢3. 鋼板製丸縦どいの長さ方向の継手は、下の縦どいを上の縦どいの中に差し込んで継いだ。

誤りです。重力により上から下へ排水されることを考慮すると、上の縦どいを下の縦どいの中に差し込まないと、漏水につながります。

選択肢4. 硬質塩化ビニル製軒どいは、とい受け金物に金属線で取り付けた。

設問の通りです。

まとめ

雨水は重力を利用して流す、といはその経路をつくるもの、漏水を防ぐ、ということを考慮すると、正答に繋がります。

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