2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)前期
5 問4
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問題
2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)前期 5 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
塗装における素地ごしらえに関する記述として、不適当なものを2つ選べ。
- 木部面に付着した油汚れは、溶剤で拭き取った。
- 木部の節止めに、ジンクリッチプライマーを用いた。
- 鉄鋼面の錆及び黒皮の除去は、ブラスト処理により行った。
- 鉄鋼面の油類の除去は、錆を除去した後に行った。
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この過去問の解説 (3件)
01
材ごとの素地ごしらえと作業工程について理解を深めましょう。
木部の素地ごしらえに関して、汚れや付着物除去は、木部を傷付けないように除去し、油類は溶剤等で拭き取ります。
ジンクリッチプライマーは主に鉄鋼面に用いられます。
鉄鋼面の錆及び黒皮の除去は、ブラスト処理、スクレーパー、ワイヤブラシなどで除去します。
鉄鋼面は、油類除去の後に錆落としを行います。
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02
この設問は、塗装における素地ごしらえの方法について問われています。
設問の通りです。
設問は誤りです。
塗装の木部の節止めには、木部下地塗り用調合ペイントを使用します。
設問の通りです。
鉄鋼面の錆及び黒皮の除去は、ブラスト処理の一種であるサンドブラストにより処理します。
サンドブラストとは、表面に砂などの研磨材を吹き付けて表面処理を行う工法です。
設問は誤りです。鉄鋼面の油類の除去は、錆の除去前に行います。
素材における塗装種類(鋼材はSOP塗など)について、過去問等を活用して理解を深めましょう。
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03
素地ごしらえは実際の塗装工事に先立って行う、下地処理の工程です。
油汚れは溶剤で除去します。
誤りです。木材の節止めは木部下地塗り用調合ペイントを使用します。ジンクリッチプライマーは鉄鋼面で使用します。
設問の通りです。
誤りです。錆を除去する前に油類の除去は行います。
塗装工事の下地処理の手順、方法について理解しましょう。
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