2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
1 問13

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問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 1 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

日本産業規格(JIS)に規定するセラミックタイルに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 表張りユニットタイルとは、多数個並べたタイルの表面に、表張り台紙を張り付けて連結したものをいう。
  • 裏あしは、セメントモルタル等との接着をよくするため、タイルの裏面に付けたリブ又は凹凸のことをいう。
  • 素地は、タイルの主体をなす部分をいい、施ゆうタイルの場合、表面に施したうわぐすりも含まれる。
  • タイルには平物と役物があり、それぞれ形状は定形タイルと不定形タイルに区分される。

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この過去問の解説 (2件)

01

この設問は、タイルに関する特徴と施工方法について問われる分野です。

タイル材の特徴と数種類の施工方法があるので、それらを理解して問題を見てみましょう。

選択肢1. 表張りユニットタイルとは、多数個並べたタイルの表面に、表張り台紙を張り付けて連結したものをいう。

設問のとおりです。

表張りユニットタイルとは、多数並べたタイルの表面に、表張り台紙を張り付けて連結したものをいいます。

選択肢2. 裏あしは、セメントモルタル等との接着をよくするため、タイルの裏面に付けたリブ又は凹凸のことをいう。

設問のとおりです。

裏あしは、セメントモルタル等との接着をよくするため、タイルの裏面に付けたリブ又は凹凸のことをいいます。

選択肢3. 素地は、タイルの主体をなす部分をいい、施ゆうタイルの場合、表面に施したうわぐすりも含まれる。

誤りです。素地は、タイルの主体をなす部分です。

施ゆうタイルの場合、表面に施したうわぐすりは含みません。

うわぐすりとは、タイルを焼く前の表面に塗布するガラス質のもので、艶や色、光沢を表現します。

選択肢4. タイルには平物と役物があり、それぞれ形状は定形タイルと不定形タイルに区分される。

設問のとおりです。

平物タイルとは、建物の壁又は床の平面を構成するタイルです。

役物タイルは、1つの面または複数の面で構成されたタイルで、開口部や出隅・入隅部に使用されます。

まとめ

この設問は、タイルに関する特徴と施工方法について問われており、主に施工方法について問われる傾向があります。

十分に特徴を理解して、過去問に取り組みマスターしましょう。

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02

この問題ではタイルに関する施工の知識について問われています。

各施工方法とその特徴について理解しておきましょう。

選択肢1. 表張りユニットタイルとは、多数個並べたタイルの表面に、表張り台紙を張り付けて連結したものをいう。

設問の通りです。

タイルの表面に台紙を張り付けたものをいいます。

選択肢2. 裏あしは、セメントモルタル等との接着をよくするため、タイルの裏面に付けたリブ又は凹凸のことをいう。

設問の通りです。

タイルが接着しやすくなるように、裏面を凹凸にしたものをいいます。

選択肢3. 素地は、タイルの主体をなす部分をいい、施ゆうタイルの場合、表面に施したうわぐすりも含まれる。

素地はタイルの主体をなす部分ですが、施ゆうタイルの場合、

タイル表面に施したうわぐすりは含まれません。

選択肢4. タイルには平物と役物があり、それぞれ形状は定形タイルと不定形タイルに区分される。

平物とは主に平面に使用するタイルです。

役物とは開口部・出隅・入隅に使用されるタイルです。

まとめ

タイルの種類・張り方・工法などについてよく出題されます。

過去問を繰り返し勉強することで理解していきましょう。

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