2級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)後期
1 問14

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年)後期 1 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

防水材料に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • シート防水には、合成ゴム系やプラスチック系のシートが用いられる。
  • 網状アスファルトルーフィングは、天然又は有機合成繊維で作られた粗布にアスファルトを浸透、付着させたものである。
  • 塗膜防水は、液状の樹脂が塗布後に硬化することで防水層を形成する。
  • 砂付あなあきアスファルトルーフィングは、防水層と下地を密着させるために用いるものである。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

この設問は、防水材料における特徴やそれらを施工する順番などについて問われています。

防水は出題内容が幅広いので、十分に理解しながら問題を見てみましょう。

選択肢1. シート防水には、合成ゴム系やプラスチック系のシートが用いられる。

設問のとおりです。

シート防水の材料として、合成ゴム系、プラスチック系、塩化ビニル系、ステンレス系があげられます。

選択肢2. 網状アスファルトルーフィングは、天然又は有機合成繊維で作られた粗布にアスファルトを浸透、付着させたものである。

設問のとおりです。

網状アスファルトルーフィングは、天然又は有機合成繊維で作られた粗布にアスファルトを浸透、付着させたものです。

選択肢3. 塗膜防水は、液状の樹脂が塗布後に硬化することで防水層を形成する。

設問のとおりです。

塗膜防水は、液状の樹脂が塗布後に硬化し、複数の層により防水層を形成します。

選択肢4. 砂付あなあきアスファルトルーフィングは、防水層と下地を密着させるために用いるものである。

誤りです。

砂付あなあきアスファルトルーフィングは防水層と下地を絶縁させるために用いられるものです。

まとめ

防水は大きくアスファルト防水・シート防水・塗膜防水・シーリング工事の4種類から出題される傾向にあります。

過去問を活用して、使用材料やそれらの施工方法について理解を深めましょう。

参考になった数74

02

この問題では防水工法とその特徴について問われています。

工法の種類と特徴について理解しましょう。

選択肢1. シート防水には、合成ゴム系やプラスチック系のシートが用いられる。

設問の通りです。

施工性に優れるため屋上や屋根などに採用されることが多いです。

選択肢2. 網状アスファルトルーフィングは、天然又は有機合成繊維で作られた粗布にアスファルトを浸透、付着させたものである。

設問の通りです。

他のルーフィングよりも引張りや引き裂きに対する強度が高い特徴があります。

選択肢3. 塗膜防水は、液状の樹脂が塗布後に硬化することで防水層を形成する。

設問の通りです。

狭小部や複雑な形状をした場所でも施工しやすい特徴があります。

選択肢4. 砂付あなあきアスファルトルーフィングは、防水層と下地を密着させるために用いるものである。

砂付穴あきアスファルトルーフィングは防水層と下地を絶縁させるために用います。

まとめ

それぞれの防水工法による施工方法を理解することが重要です。

過去問で問題をこなしながら理解していきましょう。

参考になった数32