2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)前期
問35 (ユニットE 問8)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)前期 問35(ユニットE 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートの試験及び検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • フレッシュコンクリートの荷卸し地点での検査におけるスランプ試験は、0.5cm単位で測定した。
  • フレッシュコンクリートの荷卸し地点での検査における普通コンクリートの空気量の許容差は、±2.5%とした。
  • コンクリートの打込み中に品質の変化が認められたため、再度スランプ試験を行った。
  • 試験に用いる試料は、トラックアジテータから採取する直前に、アジテータで高速攪拌した。

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この過去問の解説 (2件)

01

コンクリートの試験及び検査に関する問題です!

選択肢1. フレッシュコンクリートの荷卸し地点での検査におけるスランプ試験は、0.5cm単位で測定した。

正しい記述です。

 

キーワード: スランプ試験、測定単位

説明: スランプ試験では、コーンから取り出して高さを測定し、その値は「0.5cm単位」で記録します。

選択肢2. フレッシュコンクリートの荷卸し地点での検査における普通コンクリートの空気量の許容差は、±2.5%とした。

誤った記述です。

 

キーワード: 空気量、許容差

説明: 普通コンクリートの空気量の許容差は「±1.5%」が正しい値です。

記載された「±2.5%」は高強度コンクリートや特殊なケースを除いて不適切です。

選択肢3. コンクリートの打込み中に品質の変化が認められたため、再度スランプ試験を行った。

正しい記述です。

 

キーワード: 品質変化、スランプ再試験

説明: 打込み中にフレッシュコンクリートの性状が変わったと判断される場合は、スランプや空気量の再試験を行います。

選択肢4. 試験に用いる試料は、トラックアジテータから採取する直前に、アジテータで高速攪拌した。

正しい記述です。

 

キーワード: 試料採取、高速攪拌

説明: 試験に用いる試料は、均一性を確保するために採取前にアジテータで再攪拌する必要があります。

まとめ

ランプ、空気量の許容差、試料採取方法の各数値や特徴について理解を深めましょう!

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02

この問題では、コンクリート品質検査の基本ルールや、数値基準を理解しているか問われています。

選択肢1. フレッシュコンクリートの荷卸し地点での検査におけるスランプ試験は、0.5cm単位で測定した。

スランプ試験とは、フレッシュコンクリートの流動性を測定する試験です。

0.5cm単位で測定します。

 

よって正しい記述となります。

 

 

 

選択肢2. フレッシュコンクリートの荷卸し地点での検査における普通コンクリートの空気量の許容差は、±2.5%とした。

普通コンクリートの空気量の許容差は±1.5%です。

 

よって誤った記述となります。


 

選択肢3. コンクリートの打込み中に品質の変化が認められたため、再度スランプ試験を行った。

打ち込み中に異常が見られた場合、スランプ試験を再実施するのは正しい対応です。

 

よって正しい記述となります。

 

 

選択肢4. 試験に用いる試料は、トラックアジテータから採取する直前に、アジテータで高速攪拌した。

試験に使うコンクリートは、品質を均一にするために、採取する前にアジテータ(撹拌機)で再びかき混ぜておく必要があります。

 

よって正しい記述となります。

 

 

 

まとめ

コンクリート検査の、測定単位・許容差・実施タイミングを理解しましょう。

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