2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問9 (ユニットB 問5)
問題文
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問9(ユニットB 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
- 場所打ちコンクリート杭工法には、アースオーガーを使用するプレボーリング拡大根固め工法がある。
- 節部付きの遠心力高強度プレストレストコンクリート杭(節杭)は、一般に杭本体部に外径が軸径よりも大きい節部を一定間隔で設けたもので、摩擦杭として用いられる。
- 外殻鋼管付きのコンクリート杭(SC杭)は、大きな水平力が作用する杭に適している。
- 既製杭工法には、鋼管の先端を加工した鋼管杭本体を回転させて地盤に埋設させる回転貫入工法がある。
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この過去問の解説 (3件)
01
基礎杭に関する問題です!
誤った記述です。
キーワード: プレボーリング拡大根固め工法、アースオーガー
説明: アースオーガーを用いるのは「ディープオーガー拡大根固め工法」であり、プレボーリング拡大根固め工法では重機式掘削機等を使用します。
正しい記述です。
キーワード: 節杭、摩擦杭
説明: 節部付きPC杭は摩擦面積を増やすため摩擦杭として用いられます。
正しい記述です。
キーワード: SC杭、水平力
説明: 外殻鋼管付きコンクリート杭は鋼管の剛性が水平力に強く、水平荷重が大きい場合に適しています。
正しい記述です。
キーワード: 回転貫入工法、場所打ち鋼管杭
説明: 回転貫入工法は既製杭工法の一種であるため、設問の通りです。
各工法の特徴を写真等を、見て理解を深めましょう!
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02
この問題では、基礎杭の種類と工法、各杭の特徴を理解しているか問われています。
プレボーリング拡大根固め工法は、既製杭工法です。
アースオーガーで掘削後、既製杭を打ち込み、先端部をセメントミルクで拡大根固めします。
よって誤った記述となります。
節杭(せつぐい)は摩擦力を高めるために、杭の周りに突起を設けた杭のことです。
摩擦杭として使用されます。
よって正しい記述となります。
SC杭は鋼管の内側に高強度コンクリートを充填した杭です。
大きな水平力(地震)が作用する基礎杭に適しています。
よって正しい記述となります。
回転貫入工法は既成杭工法の一種です。
よって正しい記述となります。
杭工法には、場所打ち杭工法と既成杭工法があります。
場所打ちは現場打ち、既成杭は工場で製造されたものを使用します。
場所打ち杭工法の中に、プレボーリング拡大根固め工法があります。
既成杭工法の中に、回転貫入工法があります。
それぞれ関連して覚えましょう。
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03
基礎杭に関する問題です。
誤った記述です。
説明:アースオーガーを用いるのは「ディープオーガー拡大根固め工法」です。
正しい記述です。
説明:節部付きの杭は摩擦面積を増やすため摩擦杭として使用します。
正しい記述です。
説明:外殻鋼管付きコンクリート杭は鋼管の剛性が水平力に強く、水平荷重が大きい場合に適しています。
正しい記述です。
説明:回転貫入工法は既製杭工法の一種です。
工法が多いので図などを用いて理解しましょう。
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