2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問13 (ユニットB 問9)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問13(ユニットB 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

日本産業規格(JIS)に規定するセラミックタイルに関する記述として、不適当なものはどれか。
  • ユニットタイルは、多数個のタイルを並べて連結したもので、タイル先付けプレキャストコンクリート工法に用いるものは含まない。
  • 裏連結ユニットタイルの裏連結材には、施工時に剥がすタイプと剥がさないタイプがある。
  • 定形タイルは、正方形及び長方形のタイルで、装飾のため側面を非直線状にしたタイルは含まない。
  • タイルの吸水率による種類は、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類に区分される。

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この過去問の解説 (2件)

01

セラミックタイルに関する問題です!

選択肢1. ユニットタイルは、多数個のタイルを並べて連結したもので、タイル先付けプレキャストコンクリート工法に用いるものは含まない。

正しい記述です。

 

キーワード: ユニットタイル、プレキャストコンクリート

説明: ユニットタイルにタイル先付けPC工法用は含まれません。

選択肢2. 裏連結ユニットタイルの裏連結材には、施工時に剥がすタイプと剥がさないタイプがある。

誤った記述です。

 

キーワード: 裏連結ユニットタイル、裏連結材

説明: 裏連結ユニットタイルの裏連結材は、施工後もタイル裏面に残すことが前提とされており、剝離して使用するタイプは規定されていません。

選択肢3. 定形タイルは、正方形及び長方形のタイルで、装飾のため側面を非直線状にしたタイルは含まない。

正しい記述です。

 

キーワード: 定形タイル、異形タイル

説明: 側面を非直線状に加工したものは「異形タイル」として定形タイルの範囲外です。

選択肢4. タイルの吸水率による種類は、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類に区分される。

正しい記述です。

 

キーワード: 吸水率区分

説明: 設問の通り、タイルの吸水率による種類は、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類に区分されます。

まとめ

タイルの特徴を覚えましょう!

参考になった数42

02

この問題では、日本産業規格(JIS)におけるセラミックタイルの分類、規定を理解しているか問われています。

選択肢1. ユニットタイルは、多数個のタイルを並べて連結したもので、タイル先付けプレキャストコンクリート工法に用いるものは含まない。

ユニットタイルに、タイル先付けプレキャストコンクリート工法用のものは含まれていません。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢2. 裏連結ユニットタイルの裏連結材には、施工時に剥がすタイプと剥がさないタイプがある。

裏連結ユニットタイルの連結材は、施工時に剥がさず、そのまま残すことが前提とされています。

 

よって誤った記述となります。

 

 

選択肢3. 定形タイルは、正方形及び長方形のタイルで、装飾のため側面を非直線状にしたタイルは含まない。

定形タイルとは正方形または長方形で、辺が直線である標準的なタイルを指します。

非直線のタイルは含みません。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢4. タイルの吸水率による種類は、Ⅰ類、Ⅱ類、Ⅲ類に区分される。

タイルは吸水率によって、Ⅰ類(低吸水)、Ⅱ類(中吸水)、Ⅲ類(高吸水)に分類されます。

 

よって正しい記述となります。

 

まとめ

裏連結材に関する問題は、「剥がすタイプがある」といった記述には注意しましょう。

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