2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)後期
問14 (ユニットB 問10)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)後期 問14(ユニットB 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

シーリング材の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ポリサルファイド系シーリング材は、表面に塗った仕上材を変色させることがある。
  • アクリルウレタン系シーリング材は、ガラス回り目地に適していない。
  • シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐久性に劣る。
  • ポリウレタン系シーリング材は、紫外線によって変色することがある。

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この過去問の解説 (3件)

01

シーリング材の特徴に関する問題です!

選択肢1. ポリサルファイド系シーリング材は、表面に塗った仕上材を変色させることがある。

正しい記述です。

 

キーワード: ポリサルファイド系、変色

説明: ポリサルファイド系は硬化過程で硫黄成分を含み、仕上材と化学反応を起こして変色させることがあります。

選択肢2. アクリルウレタン系シーリング材は、ガラス回り目地に適していない。

正しい記述です。

 

キーワード: アクリルウレタン系、ガラス回り目地

説明: アクリルウレタン系は硬化後の伸びが小さく、ガラスの熱伸縮や挙動変化に追随しにくいため、ガラス廻りの目地には適しません。

  主にシリコン系シーリングが使用されます。

選択肢3. シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐久性に劣る。

誤った記述です。

 

キーワード: シリコーン系、耐候性・耐久性

説明: シリコーン系は紫外線・熱・雨水に対する耐性が非常に高く、長期にわたり弾性を維持するため、耐候性・耐久性は優れています。

選択肢4. ポリウレタン系シーリング材は、紫外線によって変色することがある。

正しい記述です。

 

キーワード: ポリウレタン系、紫外線変色

説明: ポリウレタン系は紫外線による黄変や劣化が起こりやすく、着色や保護層としての塗布が必要になる場合があります。

まとめ

シーリング材を選ぶ際は、材種ごとの主な特性を覚えましょう!

参考になった数40

02

この問題では各種シーリング材の特徴と、適用部位を理解しているか問われています。

選択肢1. ポリサルファイド系シーリング材は、表面に塗った仕上材を変色させることがある。

ポリサルファイド系シーリング材は、可塑剤や揮発成分によって仕上材に影響を与え、変色を引き起こすことがあります。

 

よって正しい記述となります。

 

選択肢2. アクリルウレタン系シーリング材は、ガラス回り目地に適していない。

アクリルウレタン系シーリング材は、接着性や耐候性の面でガラス回りの目地に使用しません。

 

よって正しい記述となります。

選択肢3. シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐久性に劣る。

シリコーン系シーリング材は、耐候性と耐久性に優れているのが特徴です。

紫外線や温度変化に強く、屋外の過酷な環境でも長期間性能を保ちます。

 

よって誤った記述となります。

 

 

 

選択肢4. ポリウレタン系シーリング材は、紫外線によって変色することがある。

ポリウレタン系シーリング材は紫外線に対して弱く、長期間直射日光にさらされると変色することがあります。

 

よって正しい記述となります。

まとめ

シーリング材は種類によって性質が異なります。

シリコーン系は外で強い、ウレタン系は紫外線で弱ると覚えましょう。

 

参考になった数2

03

シーリング材の特徴に関する問題です。

選択肢1. ポリサルファイド系シーリング材は、表面に塗った仕上材を変色させることがある。

正しい記述です。

 

説明:ポリサルファイド系は、仕上材と化学反応を起こして変色させることがあります。

選択肢2. アクリルウレタン系シーリング材は、ガラス回り目地に適していない。

正しい記述です。

 

説明:ガラス周りにはシリコーン系シーリング材が適しています。

選択肢3. シリコーン系シーリング材は、耐候性、耐久性に劣る。

誤った記述です。

 

説明:シリコーン系シーリング材は紫外線や熱に強く、長く弾性を維持しますので耐候性、耐久性に優れています。

選択肢4. ポリウレタン系シーリング材は、紫外線によって変色することがある。

正しい記述です。

 

説明:ポリウレタン系は紫外線による黄変や劣化が起こりやすく、塗装で保護してあげる必要があります。

まとめ

シーリング材の種類と特徴を覚えましょう。

参考になった数1