国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成27年度(2015年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問50

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成27年度(2015年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問50 (訂正依頼・報告はこちら)

モデル宿泊約款に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
  • ホテル( 旅館 )は、宿泊客の手荷物が、宿泊に先立ってホテル( 旅館 )に到着した場合は、その到着前にホテル( 旅館 )が了解したときに限って責任をもって保管する。
  • ホテル( 旅館 )が宿泊契約の申し込みを承諾するに当たり、申込金の支払いを求めなかった場合及び申込金の支払期日を指定しなかった場合は、宿泊客が申込金の支払いを要しないこととする特約に応じたものとして取り扱う。
  • ホテル( 旅館 )は、宿泊客に客室を提供し、使用が可能になったのち、宿泊客が任意に宿泊しなかった場合においても、宿泊料金を申し受ける。
  • 宿泊客がホテル( 旅館 )の駐車場を利用する場合において、当該ホテル( 旅館 )が車両のキーを預かっているときに限り、ホテル( 旅館 )は車両の管理責任を負う。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解(誤っているもの)は4です。

ホテル(旅館)の駐車場は単に場所を貸しているだけであり、仮にキーを預けていたとしても車両の管理責任までは負いません。
ただし、ホテル(旅館)の故意・過失で車両に損害を与えた場合には賠償責任が発生し得ます。

1は正しい内容です。
手荷物だけが本人より先にホテル(旅館)に先着する場合は、前もって了解を得ておくことが必要です。
無申告であった場合は、万一の損害があっても補償されないことがあります。

2も正しい内容です。
申込金の支払要否はホテル(旅館)側で決めることができ、申込金不要とする場合は宿泊客側も自動的に(暗黙で)それに同意したとみなす規定です。

3も正しい内容です。
客室使用の権利を提供した時点で、実際には朝まで使用されなかったとしても転用はできないので(別の宿泊客に振り替えることは不可能です)、この規定の存在は当然のことと言えましょう。

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02

正解:4

ホテル(旅館)の駐車場を利用する場合、車両のキーを預かっていてもいなくても、車両の管理責任は負いません。

1.2.3.
設問のとおり正しいです。

参考になった数8

03

正解:4

ホテルや旅館の駐車場を利用する場合は、車両のキーを預かっていなくても、車両の管理責任は負いません。よって「車両のキーを預かっているときに限り」は誤り。

1:宿泊第16条第1項により正解

2:宿泊第4条第1項により正解

3:宿泊第12条第3項により正解

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