国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成27年度(2015年)
国内旅行実務 問58
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成27年度(2015年) 国内旅行実務 問58 (訂正依頼・報告はこちら)
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 国立公園とは、日本の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地で、環境大臣が自然公園法の規定により指定する。
- 世界遺産とは、ユネスコの「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約( 世界遺産条約 )」に基づき登録されるもので、日本では1993年に「白神山地」「屋久島」「古都京都の文化財」「法隆寺地域の仏教建造物」の4件がはじめて登録された。
- 日本の世界遺産のうち、自然遺産に登録されているのは、「白神山地」「屋久島」「知床」「小笠原諸島」の4件のみである。
- ラムサール条約とは、正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、日本にも釧路湿原、琵琶湖、尾瀬などの条約湿地が各地に存在する。
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この過去問の解説 (3件)
01
日本初となった1993年の登録では、文化遺産2件(法隆寺地域の仏教建造物、姫路城)と自然遺産2件(屋久島、白神山地)が入りました。
「古都京都の文化財」は1993年に推薦され、1年後の1994年に日本5番目として登録されています。
1は正しい内容です。
ちなみに、国立公園と国定公園はどちらも環境大臣が指定しますが、前者が国(環境省)の直接管理であるのに対し、後者は都道府県に管理が委託されます。
3も正しい内容です。
現在、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が5件目の世界自然遺産登録を目指しています。
4も正しい内容です。
「ラムサール」とはこの条約が採択されたイランの地名で、それが条約名となっています。
水鳥の多くは渡り鳥で、渡来地・中継地である湿地の保全には国際協力が不可欠であるという観点で活動が行われています。
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02
1993年に世界遺産登録されたのは、
白神山地・屋久島・法隆寺地域の仏教建築物・姫路城の4件。
古都京都の文化財は1994年登録。
よって誤り。
1.3.4は設問の通り。
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03
よって、誤っているのは2です。
1、3、4はいずれも正しいです。
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