国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成27年度(2015年)
国内旅行実務 問78

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問題

国内旅行業務取扱管理者試験 平成27年度(2015年) 国内旅行実務 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

貸切バスによる運送に関する以下の設問について、選択肢の中から答を1つ選びなさい。

配車日が8月20日、1台あたりの運賃及び料金を10万円で契約した貸切バス6台の運送契約を、契約責任者の都合で8月6日に2台減車した。この場合における違約料について、正しいものはどれか。
(注)一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款によるものとする。
問題文の画像
  • 100,000円×20%×1台=20,000円
  • 100,000円×30%×1台=30,000円
  • 100,000円×20%×2台=40,000円
  • 違約料は不要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

貸切バスの予約車両数の20%以上を減車した場合、減車の台数に応じて取消料が発生します。

取消料は、配車日の14日前~8日前までが運賃・料金の20%、7日前~24時間前までが30%、24時間前以降が50%です。

本問の場合、6台中2台の減車なので減少率は20%以上となり、取消料の対象となります。

14日前の減車なので、金額は100,000円×20%×2台=40,000円です。

よって、正解は3です。

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02

正解は3の計算です。

最初に、違約料が必要かどうかですが、
・配車日の14日前から後の変更
・配車車両数の20%以上の減少を伴う変更
を満たす場合に必要となり、この設問のケースでは「必要」です。

次に、違約料の料率は、
・配車日の14日前から8日前まで ・・・ 20%相当額
・7日前から24時間前まで ・・・ 30%相当額
・24時間前以降 ・・・ 50%相当額
この設問のケースでは「20%」です。

最後に適用台数ですが、減車の場合は減車した台数分です。
(最初の要否判定で用いた「20%」は免除台数を表しているわけではありません。)

これらにより、100,000円×20%×2台=40,000円の計算式となります。

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03

正解:3

配車日8/20に対して、8/6が減車対象日です。14日前の減車なので、貸切バス運賃及び料金の20%に相当する額の違約料が発生します。

6台中2台の減少で減少率は約33%。20%以上の減少であることから減少した台数に違約料がかかります。

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