国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成27年度(2015年)
国内旅行実務 問80
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成27年度(2015年) 国内旅行実務 問80 (訂正依頼・報告はこちら)
フェリーによる運送に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(注)「海上運送法第9条第3項の規定に基づく標準運送約款(フェリーを含む一般旅客定期航路事業に関する標準運送約款)」によるものとする。また、年齢は乗船日現在とする。
(注)「海上運送法第9条第3項の規定に基づく標準運送約款(フェリーを含む一般旅客定期航路事業に関する標準運送約款)」によるものとする。また、年齢は乗船日現在とする。
- 2等船室の旅客運賃が大人1,000円、1等船室の旅客運賃が大人2,000円、自動車航送運賃が10,000円のフェリーに、大人2人( 自動車の運転者1人を含む )が1等船室に乗船する場合、この乗船に係る運賃の合計額は13,000円である。
- 指定制の座席ではない2等船室の旅客運賃が大人1,000円、小児500円のフェリーに、大人1人が2歳と4歳の小児2人を同伴して当該船室に乗船する場合、この乗船に係る運賃の合計額は1,000円である。
- 2等船室の旅客運賃が大人1,000円、特殊手荷物運賃が2,000円のフェリーに、手回り品として取り扱うことができない自転車の運送を伴う大人1人が乗船する場合、この乗船に係る運賃の合計額は2,000円である。
- 旅客運賃1,000円、急行料金1,000円を収受する急行便が、所定の所要時間以内の時間でフェリー会社が定める時間以上遅延して到着した場合において、当該急行便の旅客が払戻しの請求をしたときは、フェリー会社は旅客運賃と急行料金の合計額の2,000円を払い戻す。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
この場合、自動車航送運賃10,000円の中には大人1人分の2等船室の旅客運賃が含まれているので、1等船室に乗船するには、1等と2等の差額の1,000円を加算すれば済みます。これにもう一人の大人の1等船室の運賃2,000円を加えた13,000円が合計額となります。
1歳以上で席の利用をしない就学前の小児は、大人1人につき1人まで運賃・料金が無料になります。2人目以降は大人の半額の小児運賃・料金が必要なので、2は誤りです。
3は、旅客運賃1.000円に特殊手荷物運賃2.000円を加えた合計3.000円が必要となるため、誤りです。
4の場合は、急行料金1,000円のみが払い戻されるので、これも誤りです。
参考になった数39
この解説の修正を提案する
02
この設問の場合、運転者は1等船室運賃と2等船室運賃の差額となるため、
合計で10,000+(2,000-1,000)+2,000=13,000円となります。
2は誤りの内容です。
この設問の場合、座席占有ではないので、大人1人につき1名までの小児(1歳以上小学校修学前)は無料です。
2人目は小児運賃が必要なので、1,000+500=1,500円が正しい計算です。
3も誤りの内容です。
自動車航送のように運転者の2等船室運賃が含まれる概念ではありません。
よって、1,000+2,000=3,000円となります。
ちなみにバイクの航送運賃もこれと同じで、運転者の旅客運賃は別途必要です。
4も誤りの内容です。
遅延払戻し時の対象は急行料金(特別急行料金と称する場合も同じ)のみです。よって、払戻し額は1,000円です。
参考になった数27
この解説の修正を提案する
03
自動車航送運賃:10.000円
大人①(運転手):1.000円(1等2.000円-2等1.000円)
大人② :2.000円(1等)
合計 :13.000円
2:1歳以上で小学生に修学していない小児は、
席の利用をしなければ大人1人に対し1人に限り運賃及び料金が無料です。1人分のみ無料なので誤り。
3:旅客運賃1.000円+手荷物運賃2.000円の計3.000円が必要なため誤り。
4:急行料金1.000円のみ払戻しとなるので誤り。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
前の問題(問79)へ
平成27年度(2015年)問題一覧
次の問題(問81)へ