国内旅行業務取扱管理者の過去問
平成28年度(2016年)
旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問29
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問題
国内旅行業務取扱管理者試験 平成28年度(2016年) 旅行業約款、運送約款及び宿泊約款 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
募集型企画旅行契約の部「契約書面」「確定書面」に関する次の記述から、正しいもののみをすべて選んでいるものはどれか。
a 旅行業者は、旅行開始日の前日から起算してさかのぼって5日目に当たる日に旅行者から契約の申込みがなされた場合は、旅行開始日の前日までの契約書面に定める日までに、確定書面を交付しなければならない。
b 旅行業者は、契約書面において、確定された旅行日程、運送若しくは宿泊機関の名称を記載できない場合には、当該契約書面において利用予定の宿泊機関及び表示上重要な運送機関の名称を限定して列挙する。
c 旅行業者が、確定書面を交付した場合には、旅行業者が手配し旅程を管理する義務を負う旅行サービスの範囲は、当該確定書面に記載するところに特定される。
a 旅行業者は、旅行開始日の前日から起算してさかのぼって5日目に当たる日に旅行者から契約の申込みがなされた場合は、旅行開始日の前日までの契約書面に定める日までに、確定書面を交付しなければならない。
b 旅行業者は、契約書面において、確定された旅行日程、運送若しくは宿泊機関の名称を記載できない場合には、当該契約書面において利用予定の宿泊機関及び表示上重要な運送機関の名称を限定して列挙する。
c 旅行業者が、確定書面を交付した場合には、旅行業者が手配し旅程を管理する義務を負う旅行サービスの範囲は、当該確定書面に記載するところに特定される。
- a,b
- a,c
- b,c
- a,b,c
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この過去問の解説 (3件)
01
こちらの問題では発行される期日と
「契約書面」から「確定書面」が発行される段階を理解しましょう。
a、契約の申込み日が7日目より前か後かで変わります。
・前の場合「旅行開始日の前日までの契約書面に定める日まで」
・後の場合「旅行開始日の当日までの契約書面に定める日まで」
旅行開始日の前日から起算してさかのぼって5日である場合に契約の申し込みした場合の期限は、旅行開始日当日までの契約書面に定める日までとなります。
開始日当日にお渡しすることもあります。
b、「契約書面」はまだ確定していない場合でも発行が可能です。
宿泊施設や運送サービスが確定してない場合は可能性があるものを「限定して列挙」が必要になります。
c、旅程を管理する義務は旅行業者が手配、確定させたサービスに特定されます。
契約書面に記載されていない物は義務を負いません。
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02
「旅行開始日の前日まで」とあるので誤りです。
募集型企画旅行契約の部第10条によれば、
「旅行開始日の前日から起算してさかのぼって7日目に当たる日以降」の場合は
「旅行開始日」までの契約書面に定める日、とされています。
【b】
募集型企画旅行契約の部第10条に定められています。
【c】
募集型企画旅行契約の部第10条第3項に定められています。
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03
契約書面は、契約の成立後速やかに旅行会社が交付します。
確定書面は、前日まで(前日からさかのぼって7日目以降の申し込みの場合は旅行開始日まで)に交付されます。
→上記のうち、「契約書面に定める日」と限定されます。
abc共に第十条に記載がある事項です。
誤りのaの場合は、「旅行開始日までの契約書面に定める日までに、確定書面を交付しなければならない。」が正しいです。
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